[비즈한국] 米ウォルマートが、ゼネラルモーターズ(GM)の自動運転車スタートアップ「クルーズ」に出資したと発表した。世界の小売業界では、「ラストワンマイル(消費者に商品を届ける最後の区間)」市場を勝ち取るための競争が激化している。

15日(現地時間)、CNNなどの主要メディアによると、ウォルマートのクルーズへの投資額は公表されていない。しかし、7億5000万ドル(約8378億ウォン)未満と予想される。これは、クルーズがウォルマートと機関投資家の参画により、資金調達規模が20億ドル(約2兆2340億ウォン)から27億5000万ドル(約3兆718億ウォン)へと拡大したと明かしたためだ。
ウォルマートの動きは既定路線といえる。2020年11月、ウォルマートはクルーズと提携し、米アリゾナ州で自動運転による商品配送の実証実験を実施した。顧客が地元の店舗で注文すると、自動運転車で非対面配送を受け取れるという仕組みだ。
特にウォルマートは、クルーズの電気自動運転車に魅力を感じているとされる。ウォルマートは声明で「100%再生可能エネルギーで駆動する電気自動車を完備したクルーズは、気候変動に対する共同行動をとる上で適切なパートナーだ」と述べている。ウォルマートは2040年までにカーボンニュートラルを実現するという目標を発表済みだ。
世界の小売企業が配送コストを削減しつつ、いかに迅速かつ正確な配送サービス体制を構築できるかに注目が集まる。新型コロナウイルス感染症の影響で非対面経済と「巣ごもり消費」が定着し、配送競争に火がついている状況だ。
また、流通業界のもう一つの強者であるアマゾンは、2019年に自動運転スタートアップの「オーロラ」に投資したのに続き、昨年6月には自動運転車スタートアップの「ズークス」を買収した。同年12月には自動運転タクシーを披露している。ドローンによる商品配送を開始したアマゾンは、自動運転車と連携させ、空と陸を網羅する配送システムを構築する計画だ。