[비즈한국] 「ブランドビズ・カンファレンス2024」の4人目の登壇者として、HEAZ(ヘーズ)のキム・ソンユン クリエイティブディレクターが登壇した。キム氏は、「あなたの心が動く瞬間のためのデザイン」をスローガンに掲げるデザイン企業「HEAZ」で14年間デザインを担当している。アディダス、ジョーマローン、雪花秀(ソルファス)、KT&G、シャネル、ナイキなど200以上のブランドとプロジェクトを進行しており、アイデアと感性を込めたデザインで大衆の消費を牽引してきたと評価されている。

キム・ソンユン氏は、「経験こそがブランディングであり、共有こそがマーケティングの領域である」という言葉と共に、「パッケージ、最も身近に感じられるブランド経験」について講演を展開した。
HEAZで手掛けたジュエリーブランド「ティファニー(TIFFANY)」とスキンケアブランド「COSRX(コスアールエックス)」のKakaoTalkギフト用パッケージ事例を紹介し、「ティファニーでは『保管』を、COSRXでは『感謝の気持ち』を込めた」と説明した。その上で、「非対面の時代になればなるほど、コミュニケーションと共感を通じた経験はより一層重要になる」と強調した。
キム氏は、スキンケアブランド「パーセル(PURCELL)」のパッケージ制作ではブランドイメージを、ナイキ ジョーダンのパッケージングではナイキの社屋をモチーフにコンセプトを定めたと語り、「本質を際立たせるプロセスを通じて、より身近に感じられるブランドメッセージを伝えている」と総括した。また、YouTube、マモンド、ハイネケン、エスポアのパッケージ制作においては「馴染みのあるブランドでも、予想外の楽しさと新鮮さで新しい体験を提供できる」と、パッケージの別の重要性を強調した。さらに、ホンジュラスのアトランティダ県アリゾナの地域カラーと質感をパッケージに取り入れたヘリテージ・プレミアム・スキンケアブランド「Elli K(エリーK)」の事例を通じ、「パッケージの目的に応じて伝える手法が変わる」と述べた。

キム・ソンユン氏は、「パッケージが過剰ではないかと指摘する声がある。それは間違いではない。そのため、どうすればゴミが減るのか、環境的な観点からも悩んでいる」と明かした。一方で「パッケージを完全になくすことはできない。時には華やかに、時には合理的に作る必要がある」とし、パッケージの重要性に対する自身の苦悩と使命感を打ち明けた。
最後に、「私たちが『モクバン(食べる放送)』を見るのは、食べたいという欲求を代わりに満たせるからだ。つまり、経験に対する欲求とパッケージを繋げる作業をしている」とし、「目を引くパッケージはそれ自体がコンテンツとなり、大衆に好奇心と楽しさを与える」とパッケージを定義した。
キム氏はQ&Aにて、マーケティング観点からアプローチするパッケージングと販売のためのパッケージングでは、手法そのものが異なるとし、販売のためのパッケージ制作においては費用と大衆性が重要な要素になると指摘した。また、最も高額だったパッケージ制作の単価とブランドを問われると、「80万〜90万ウォン(約8〜9万円)に達するものが最も高額だったと思う」と語ったが、結局どのブランドであるかは明かさず、会場の笑いを誘った。