[비즈한국] 志を一つにお金を出し合い、マイホームを建てようと結成された「鷺梁津(ノリャンジン)本洞地域住宅組合」の組合員たちが、事業が頓挫してから13年が経つ今も被害を訴え続けている。この事業は、組合内部の不正により施工会社である大宇建設047040が貸出の支払保証を拒否したことで破綻した。その後、事業地は民間住宅建設事業へと転換されたが、組合員たちは「マイホームはおろか、支払った分担金すら返還されていない」として被害救済を求めている。

「志を一つに」資金を集めたが、2012年に空中分解
「本事業は、組合員の念願である住生活の安定と向上を図るため、組合員の共同住宅を建設・供給するにあたり、そのための資金調達、運営、およびその他必要な事業遂行を目的とする」(鷺梁津本洞地域住宅組合 組合員分譲契約内容より)
鷺梁津本洞地域住宅組合は、無住宅者および専有面積60㎡以下の住宅を1軒のみ所有する人たちが、マイホーム取得のために2008年11月に結成した。志を一つに資金を集め、ソウル市銅雀区本洞441番地一帯の土地を買い取り、新しいマンションを建てる計画だった。マイホームを夢見て組合員となった人数は、2012年3月時点で約500人に達する。彼らが土地の買収や建築工事などの費用として拠出した「組合員分担金」は、1人あたり2億〜3億ウォン水準である。
鷺梁津本洞地域住宅組合は2007年7月、大宇建設を施工業者に選定して住宅建設事業を推進した。金融機関などから計8回にわたり融資を受け、家を建てるための土地を少しずつ買い進めた。土地買収費用を賄うには組合員分担金が圧倒的に不足していたためだ。施工会社の大宇建設は、信用力の低い組合の融資に対して連帯保証を行った。コラムコ資産信託は組合と不動産担保信託契約を結び、事業用地の買収と所有権管理を代行した。この信託契約において、金融機関と大宇建設が事業の優先受益者となった。
「貸出契約の満期が2012年3月26日に到来する場合、大宇建設は連帯保証人として、貸付団であるA社などの判断に基づき、組合の債務を代位弁済し、これに対する求償権を行使することができる」(大宇建設が2012年3月に組合へ送った公文書より)
しかし、鷺梁津本洞地域住宅組合は、施工会社である大宇建設が貸出の支払保証延長を拒否したことで破局を迎えた。大宇建設は2012年3月、組合内部の不正などを理由に、8回目の貸出に対する支払保証延長を拒否した。当時、組合内では組合長による分担金横領などの内部不正が確認された状況だった。組合は代わりの保証会社を見つけることができず、結局、大宇建設が組合の融資2701億ウォンを代位弁済した。求償権と優先受益権を取得した大宇建設は、債権1800億ウォンを不動産開発会社であるロクス(Locus)に譲渡した。
鷺梁津本洞地域住宅組合の事業は軌道に乗ることなく幕を下ろした。大宇建設はロクスに債権を譲渡すると同時に、所有権管理を任されていた信託会社に対し、不動産を換価処分するよう要請した。これによりコラムコ資産信託は2012年4月、優先受益者である大宇建設が指名したロクスに事業用地を売却した。売却価格は2100億ウォンだった。先述の信託契約に基づき、信託不動産の処分は信託会社と優先受益者が協議して決定でき、優先受益者が要求すれば、優先受益者が指定した者へ直接売却することが可能である。
一帯では、地域住宅組合事業に代わり民間住宅建設事業が推進された。事業用地を引き継いだロクスは、大宇建設、ハナ資産信託と2012年4月に管理型土地信託契約を結び、民間住宅建設事業を推し進めた。ロクスと大宇建設がすべての責任と義務を負担して事業を行い、ハナ資産信託は事業施行者の名義のみを保持するという内容だった。ロクスはハナ資産信託に事業用地の所有権を移転し、ハナ資産信託とロクスは大宇建設を民間住宅建設事業の施工業者として選定した。彼らは一帯にマンション6棟(823世帯)と付帯施設を建てる事業計画を立て、この計画は2017年4月に銅雀区役所の承認を得た。

地域住宅組合事業破綻から13年、報われなかった組合員の夢
当時の組合員たちは今も被害を訴えている。鷺梁津本洞地域住宅組合に分担金を支払った者の多くは、現在、マンションの分譲権はおろか、投じた分担金すら返還されていない。銅雀区役所によると、ロクス側は民間住宅建設事業の承認を得る際、既存の組合員による苦情に対する措置(合意)計画を立てていた。銅雀区役所は事業計画を承認する際、「地域住宅組合員の苦情事項については、貴社が提示した処理案を誠実に履行してほしい」と伝えた。この計画に従い、組合に分担金を支払った人々のうち一部は補償を受けたが、一部は依然として被害救済を受けられていないと嘆いている。
自身を組合員と明かしたA氏は、「2008年に鷺梁津本洞地域住宅組合員となり、全財産である2億2000万ウォンを分担金として支払った。17年が経った今も、家どころか支払った分担金も戻ってこない。事業が白紙になった後、夫は心臓発作で病床に伏し、私が一家の主となって廃品回収をして生活している。マイホーム取得制度を作った政府は、善良な庶民の被害には関心がない」と涙を流した。
B氏も同様に、「2008年に組合員になってから2億9500万ウォンを分担金として支払った。しかし、組合が約束したマイホームも、分担金も受け取れていない。事業が白紙になった後、2020年に癌の診断を受けた。支払った分担金は、今あの事業現場の前に見えるマンションを買ってもおつりがくる金額だった。自分の家を一軒持ちたいと思うことが、そんなに大きな欲だったのだろうか」と力なく座り込んだ。
組合員の一部は、民間住宅建設事業を妨害する「アルバッキ(用地買い占めによる妨害)」勢力とまで見なされた。分担金を支払った一部は、組合の債務不履行が現実化した2012年頃から、地域住宅組合事業の正常化に必要な土地を確保する名目で、事業用地内にある多世帯住宅2棟(2室)の持分を購入する契約を結んだ。一部は現在、所有権移転を完了しているが、多くは仮登記状態のままだ。現在、彼らの一部は被害補償を求めてこの地を離れずに占有しており、ロクスは「彼らが組織的に事業を妨害している」として、業務妨害罪や犯罪団体組織罪などで告訴している。
鷺梁津本洞地域住宅組合員など122名は現在、ロクスを相手取り「地域住宅組合事業用地を返還せよ」という訴訟を起こしている。以前、組合を破局に導いた8回目の貸出に関連する組合員総会の決議に問題があったという趣旨だ。彼らは、△総会召集権者である組合長の組合員資格問題、△総会の定足数不足などを理由に「総会決議が不適法であり、それに基づいた所有権移転行為は無効である」という主張を展開しているという。一審は昨年7月にロクス側が勝訴し、原告側が即座に控訴して現在二審が進行中である。
現場施行社であるロクスの関係者は、「ロクスは合意する意向だ。既存の組合員たちに補償すると伝えているが、一部が仮登記を解除せず、合意を拒否している」と主張した。BizHankookはロクス側に、苦情処理案の策定時に算出した全体合意対象人数や現在の合意済み人数、今後の合意計画などを問い合わせたが、回答は得られなかった。
現場施工会社である大宇建設側は、「既存組合員への補償作業は現場施行社(ロクス)が行っている」とし、「適正水準で円満に合意がなされ、被害補償問題がうまく解決されることを願っている」と述べるにとどまった。大宇建設は、昨年12月末時点でロクスが実行した不動産PF(ブリッジローン)貸出3200億ウォンに対して保証を立てている。この貸出の満期は今年6月である。