[비즈한국] 「ミサイル名家」LIGネクスワン079550が、世界トップクラスのミサイル企業へと飛躍するため、鋭意研鑽を積んでいる。これまで政府主導による国内開発や国産化兵器体系が中心だった誘導弾開発から脱却し、今や企業が自ら企画・開発する独自の研究開発誘導弾という野心的な挑戦を準備中だ。LIGネクスワンが開発を進めている「250ポンド級小型モジュール型ミサイル」と「1000ポンド級モジュール型ミサイル」がその核心である。
去る7月10日に大田(テジョン)で開催された「第5回航空誘導弾/航空電子発展セミナー」で公開されたこれら2種類のミサイルの核心は、従来の「需要対応」方式から「需要創出」方式への転換にある。つまり、軍の要求に基づいて仕様に合わせた兵器を納品するというこれまでの概念から脱却し、未来戦に必要な誘導弾を自ら提案することで、革新的な次世代兵器を迅速に開発し、未来の需要に対応するということだ。

これは現代戦の環境を考えれば当然の変化だ。3年にわたり続くウクライナ・ロシア戦争で見られるドローン兵器やAI兵器の登場速度は、従来の兵器体系の研究開発方式では決して追いつくことができないからだ。欧州のMBDAやイスラエルのラファエルといった先行するライバルたちを迅速に追い抜くためにLIGネクスワンが選択した方向性は、AI技術を適用した知能化、任務に応じて機能や装備を入れ替えるモジュール化、そして生産体系の革新である。
最初のミサイルである250ポンド級小型モジュール型ミサイルは、米RTX社のSDB-II誘導爆弾や欧州MBDA社のスピアミサイルと同程度のサイズだ。最大の特長は、事実上、自律型無人戦闘機(CCA)に近い自律飛行能力と、任務に応じて多様な役割を担える拡張性であり、韓国航空宇宙産業(KAI)が開発中のAAP-150小型無人編隊機や大韓航空003490のKUS-RPに匹敵する。
そのために250ポンド級小型モジュール型ミサイルは、炭素複合素材を使用して高度なステルス設計を適用する。熱映像シーカーモジュール、デコイモジュール、打撃用弾頭モジュール、電磁モジュール、監視偵察モジュール、通信中継モジュールを選択的に装着可能であり、推進機関もエンジンを搭載しない滑空型モデルとエンジンを搭載する推進型モデルから幅広く選択できる。
モジュールの多様性と同じく、250ポンド小型モジュール型ミサイルの活用度は無限大だ。電波妨害(EW)モジュールと電磁パルス(EMP)攻撃モジュールを搭載した小型ミサイルで海岸線沿いに攻撃してくる敵のドローンを空中から電波妨害で無力化したり、敵の防空ミサイルに対し偽の標的として現れることで敵のミサイルを浪費させることも可能だ。
特に、250ポンド級小型モジュール型ミサイルが複数機で群集運用され、北朝鮮の最先端艦艇などを攻撃する場合、欺瞞および電波妨害ミサイルが敵のレーダーを無力化している間に、複数の打撃用ミサイルが敵艦の脆弱部分を攻撃し、通信中継ミサイルがこれらミサイルの探知情報を伝送して最適な攻撃タイミングを狙うといった知能的な攻撃作戦が可能になる。
250ポンド級小型モジュール型ミサイルは、2025年までに概念研究を終え、2028年までに試作ミサイルを製作する予定である。
2番目のミサイルである1000ポンド級モジュール型ミサイルは、2025年から2029年までを第1段階として地上発射型ミサイルを開発した後、2029年から2032年まで航空機発射による飛行試験を実施する。モジュール化、ネットワーク化、知能化技術を適用したこの誘導弾は、モジュールの交換で簡単に艦艇攻撃あるいは地上攻撃が可能となる。
ノルウェーのコングスベルグ社製NSMミサイルとサイズや重量が類似した1000ポンド級モジュール型ミサイルは、艦艇攻撃用バージョンと地上打撃用バージョンによってシーカーや弾頭が異なるが、赤外線画像シーカー(IIR)を使用して地形追随低高度飛行や艦艇の自動標的認識を行うなど、AIを活用した航法および最終誘導を行う。
これら2つのミサイルは、開発概念だけでなくLIGネクスワンの「次世代主力商品」としての潜在力があるため、非常に注目に値する。特にモジュール型概念により任務に応じてシーカーや弾頭を交換できるため、今後の新技術適用も従来よりはるかに迅速に行える。人工知能およびネットワーク機能が組み込まれており、単なるミサイルを超えて「消耗型無人編隊機(CCA)」として発展する可能性が高いと見られる。