[비즈한국] 先日、動物愛護団体が仁川広域市江華郡の認可繁殖場から約300頭の犬を救出した。その繁殖場は、糞便が放置された不衛生な環境で、違法な飼育施設である「つりケージ(床が金網になっている檻)」で犬を飼育していた。救出された犬のうち100頭余りが「犬ブルセラ症」に感染しており、政府が防疫措置を行う事態となった。認可を受けた繁殖場でさえこれほど劣悪な環境であったことを受け、政府や地方自治体の管理・監督体制に問題があるとの声が高まっている。動物愛護団体は、競売場の廃止など、動物の生産・販売制度の抜本的な改革を求めている。
地獄のような環境、蔓延する感染症

7月24日、仁川市江華郡にあるA繁殖場。糞便が除去されていない繁殖場はアンモニアの悪臭で満ちており、正体不明の畜産廃棄物の餌は腐敗していた。足がはまり込むつりケージの中で、犬たちは排泄物にまみれたまま放置されていた。ナイロン紐が後ろ足に食い込み、壊死寸前の状態の犬もいた。認可繁殖場であるにもかかわらず、動物保護法に基づく営業上の遵守事項は全く守られていなかった。
動物愛護団体の連合である「ルーシーの友達」はこの日、繁殖犬や美容実習犬を含め約300頭を救出した。救出された犬たちは各団体が保護している。ルーシーの友達は、動物権利行動KARA、KK9レスキュー、コリアンドッグス、ドロシーを守って、動物保護団体ライフなど、10余りの動物愛護団体が集まった連合体である。
不衛生な環境にさらされていた繁殖場の犬たちの多くは、人獣共通感染症である犬ブルセラ症に感染していた。救出された約300頭のうち、8月18日現在で106頭が感染している。ブルセラ症は、犬においては流産や生殖器の炎症など繁殖障害を主に引き起こし、人間が感染すると悪寒や発熱などの症状が見られる。犬が感染する事例のほとんどは繁殖犬で発生する。犬が密集して飼育され、繁殖活動が盛んな繁殖場の環境下で感染が広がるのである。
8月14日、農林畜産食品部は、発生場所の洗浄・消毒、陽性動物の個体別隔離、疫学調査など、A繁殖場に対して緊急防疫を行ったと発表した。農林畜産食品部の関係者は、「該当する動物生産・販売業者を対象に8〜9月に合同点検を実施し、違反事項が確認された場合は厳重に処置する予定だ」とし、「さらに動物生産・販売業者が遵守すべきガイドラインを作成し配布する」と述べた。

認可繁殖場の管理・監督に穴
繁殖場は動物保護法に基づき、地方自治体が年1回以上の全数点検を行う必要があり、さらに農林畜産食品部と自治体が合同で随時点検を行うことになっている。それにもかかわらず、全国に2200余りある認可繁殖場で規則不遵守の実態が繰り返されており、現在の管理・監督体制には限界があるとの指摘が出ている。
江華郡は以前からA繁殖場の実態を把握していた。昨年の初めの点検時に「不衛生な環境」「糞尿未処理」「施設基準の不遵守」などを摘発し、数百万ウォンの過料を科した。しかし、営業者が遵守事項を履行しているかを確認するなどの積極的な是正措置は取らなかった。指摘事項は、最近動物愛護団体が救出するまで1年以上放置されたままだった。救出後、江華郡はA繁殖場に対して営業停止15日の処分を下した。
ルーシーの友達は7月31日、繁殖業者に加え、江華郡長と江華郡庁の担当公務員を警察に告発した。動物保護法に規定された点検義務と、義務違反があった繁殖場の登録取り消し義務を怠ったとの理由からだ。江華郡の関係者は「過料が科されても(繁殖業者には)罰金を払えば済むという態度がある」とし、「登録取り消しは、虐待の事実が法的に確定しなければ取れない措置だ」と述べた。
自治体は動物関連業者の点検を行う人手が不足していると訴えている。基礎自治体の単位では、生産・販売・輸入・美容・運送業など、動物営業に関する業務全体を公務員1人で担当しているのが実情である。ある自治体の動物営業担当公務員は「生産・販売業だけでなく、美容業や委託管理業まで全ての店を点検するには手が回らないのが事実だ」と語った。
