[비즈한국] ハンファエアロスペース012450が2023年に投資したフォーテム・テクノロジーズ(Fortem Technologies)の「ドローンハンター700(DroneHunter 700)」が、世界最大の防衛産業企業ロッキード・マーティン(Lockheed Martin)の対ドローンシステム「サンクタム(Sanctum™)」に採用される。ロッキード・マーティンは、ハンファシステム272210に次いで世界で2番目に、フォーテム社の製品を自社の対ドローンシステムに組み込むことになる。今回の採用を機に、ハンファエアロスペースが出資するフォーテム・テクノロジーズの成長は一段と加速する見通しだ。さらに、「ドローンハンター」を運用するハンファシステムの対ドローンシステムにも注目が集まることが期待される。

去る10月8日、世界最大の防衛産業企業ロッキード・マーティンは、自社ホームページとYouTubeチャンネルを通じて、新たな対ドローン防衛システム「サンクタム」を公開した。公開された情報によると、サンクタムは多層防衛システムで構成されている。まず、既存の対空防衛システムと統合された指揮所で、AIアルゴリズムベースの指揮統制システムが敵ドローンを探知し、脅威を分類する。
交戦が始まると、最初のステップとしてHPM(高出力マイクロ波)兵器を搭載したドローンが出撃し、高出力電磁波を放射して敵の小型ドローン群を無力化する。第一次防衛の後には、フォーテム・テクノロジーズの「ドローンハンター700」が発進する。ドローンハンターは標的ドローンに接近してネットガン(NetGuns™)を発射し、捕獲する。ネットに絡まったドローンは飛行能力を失い、ネットに取り付けられたパラシュートによって安全に地上へと誘導される。最後に、これら二段階の防衛をすべて突破したドローンを、戦術レーザー兵器が第三次迎撃として処理する。
フォーテム・テクノロジーズは、サンクタム・システムにドローンハンター700捕獲ドローンと、トゥルービュー(TrueView®)ドローン探知レーダーを供給する。今回の契約を通じて、フォーテム・テクノロジーズはハンファエアロスペースが投資した対ドローンシステム専門スタートアップとしての地位をさらに強固にするものと期待される。対ドローン市場は2019年の6億8,500万ドルから2027年には47億ドル規模へと急成長が予想される分野であり、すでに世界中で数十社以上の企業が激しく競争している。
このような熾烈な市場状況において、世界最大の防衛産業企業であるロッキード・マーティンの初の対ドローンシステムに核心ソリューションとして採用された事実は、フォーテムの今後の輸出と市場拡大に大きな原動力となる見通しだ。特にドローンハンター700のネット捕獲方式はかなりの競争力を持つ。銃やミサイルによる撃墜方式に比べ、付随的被害(Collateral Damage)を最小限に抑えることができるからだ。また、捕獲されたドローンの残骸がネットの中に保存されるため、敵の技術を分析したり、出所を追跡する法的証拠の確保にも有利である。こうした利点により、多くの顧客の関心を集めることが予想される。
ただし、ロッキード・マーティンが自社システムにドローンハンターを採用したことは驚くべきことではない。2023年2月、ハンファエアロスペースはロッキード・マーティンらと共に、フォーテム・テクノロジーズに総額1,780万ドル(約225億ウォン)を共同投資したからだ。ハンファの場合、共同投資後に自分たちの対ドローンシステムに直ちに適用したことを考慮すれば、ロッキード・マーティンのドローンハンター採用はむしろ遅い感さえある。
また、両社がフォーテムに投資した条件は条件付持分取得契約(SAFE)方式であり、投資時点では企業価値を確定せず、将来の追加投資ラウンドでの評価額に基づいて株式を取得する、先行投資の性質を持つ。したがって、フォーテム・テクノロジーズの企業価値が向上するにつれ、初期投資家であるハンファエアロスペースとロッキード・マーティンは、将来の売上拡大に応じた高い投資収益を期待できる。
投資利益以外にも、ロッキード・マーティンがドローンハンター700を対ドローンシステムに適用することで、ハンファシステムも反射的利益を得るものとみられる。ハンファシステムはロッキード・マーティンよりも先に、対ドローンシステムにドローンハンター700を適用した実績がある。2023年3月には韓国軍の試験場でドローン捕獲デモンストレーションに成功しており、現在も探知機、レーザー発射機、捕獲ドローンを小型戦術車両に統合した「移動型アンチドローンシステム」を披露している。
筆者は、ハンファシステムがロッキード・マーティンよりも先にドローンハンター700を自社の対ドローンシステムに統合した経験があるという点に注目している。これは統合ノウハウと運用経験を先行獲得したことを意味するため、今後のロッキード・マーティンとの技術協力の可能性も期待できると評価する。