[비즈한국] 2021年4月7日に行われたソウル市長補欠選挙で、国民の力の呉世勲(オ・セフン)候補が当選した。今回の選挙は「不動産公約戦」と言われたほどであり、選挙後の最大の関心事は、ソウル不動産市場が今後どうなるかという点だ。

以前のコラムで言及したように、ソウル市長の権限には限界がある。ソウル市の不動産政策自体が国土交通部の下位機関に該当するため、政府の支援なしに単独で行うことには制約がある。さらに、任期が非常に短い。2022年6月1日に地方選挙が実施される。任期は1年2ヶ月だ。結局、2022年の再選に向けた準備以外のことはできないだろう。
したがって、1年間最善を尽くしてソウル不動産市場の不満を鎮めるための多様な努力を行うはずだ。1年以内に具体的な成果が出ることはないだろうが、次のステップに向けた布石としては十分に見える。


そういった側面から、今回の選挙には意味がある。呉市長は再選のために実行可能な事業を推進するだろう。「仕事の継続性」を理由に再選を訴えなければならないからだ。
与党側も2022年の当選に向けて多様な政策的支援を行うだろう。今回の選挙における最大の敗因の一つが不動産分野であるため、不動産でこれまで失った点数を取り戻すべく、様々な世論懐柔政策が出てくる可能性が高い。
現政権の不動産対策に対する最大の不満は何だったのか?多様な調査結果があるが、最も客観的な資料は国土交通部が毎年大規模に実施する「住居実態調査」であると考える。2020年の発表資料のうち、政府に望む国民の意見を推察できる3つの項目を分析してみよう。

まずは、現在の住宅へ引っ越した理由だ。今回の選挙地域であるソウルが含まれる首都圏のみを見てみよう。1位は「施設や設備がより良好な家に引っ越すため」だ。2位は「職住近接のため」だ。両方の数値を合わせると65%になる。10人中6〜7人が「職住近接が可能な場所に新しいマンションが必要だったため」現在の住宅に引っ越してきたということだ。

これは今後の引越し計画にもそのまま反映されており、その希望の強度はさらに高まっている。1位と2位の割合を合わせると70.2%だ。10人中7人以上がそのように回答した。

このような期待事項を反映した住居生活を送るために、政府に何を望むかという質問が最も意味があるだろう。1位は「住宅購入資金の融資支援」だ。2位は「チョンセ(伝貰)資金の融資支援」だ。両方の割合を合わせると54.7%だ。10人中5〜6人がそうした支援を望んでいるという意味だ。
政府はこのような国民の意見に耳を傾けるべきだ。供給を1軒でも多く増やし、より早い時期に入居できるように支援しなければならない。富裕層ではなく、中産階級以下の層がこのような希望の住居生活を送れるよう、低金利の長期融資規模を拡大する必要がある。
与党であれ野党であれ関係ない。進歩であれ保守であれ区別しない。誰でも良い。国民のこうした希望事項に耳を傾け、支援しようと努力する政治家に投票しよう。そうしてこそ、我々の住居福祉は向上する。
「パション(Pachong)」というペンネームで有名なキム・ハクリョル「スマートチューブ不動産調査研究所長」は、韓国ギャラップ調査研究所の不動産調査本部長を歴任した。NAVERブログおよびYouTube「パションの世の中探索記」を運営・進行している。著書に『大韓民国不動産未来地図』(2021)、『これからは上がる場所だけが上がる』(2020)、『大韓民国不動産使用説明書』(2020)、『首都圏お買い得不動産探索記』(2019)、『ソウルでなくても上がる場所は上がる』(2018)、『今も買うべきマンションはある』(2018)、『大韓民国不動産投資』(2017)、『ソウル不動産の未来』(2017)などがある。