[비즈한국] オープンAIがウェブブラウザ市場の勢力図を塗り替えられるか。現在、世界中の検索市場はグーグルが支配している。全スマートフォンの70%以上を駆動するアンドロイド環境とクロームブラウザは、グーグルの独走に決定的な役割を果たした。しかし、今後の競争環境は急変する見通しだ。主要ビッグテックがAI(人工知能)チャットボット基盤の独自検索エンジンを推進しているためだ。最近、オープンAIは「サーチGPT」を正式リリースしたのに続き、ウェブブラウザの開発も秒読み段階に入った。こうした中、グーグルは米国で検索分野の独占判決を受け、クロームの強制売却の危機に直面している。国内市場においてもグーグルの影響力が相当なだけに、ネイバー035420とカカオ035720も過去最大レベルの投資を予告し、AI検索戦争に飛び込んだ。

AIウェブ構想を本格化するオープンAI、ギャラクシーにGPTが移植されるか
生成AIサービス「ChatGPT」の開発元であるオープンAIが、最近自社のAI技術をサムスン電子005930の製品に搭載する案を検討したとの海外報道があり、業界が注視している。IT専門メディアのジ・インフォメーションとロイター通信によると、オープンAIはAIチャットボットと結合したウェブブラウザの開発を議論中である。この過程でサムスン電子との協業が言及された。「グーグル検索(Google Search)」をモバイル機器の基本検索エンジンとしているサムスン電子は、グーグルと「アンドロイドエコシステム」というビジョンを共有する戦略的パートナーだ。オープンAIの動きを巡り、グーグルとの真っ向勝負が続くという分析が出る背景にはこれがある。
オープンAIが最近、アップルのAIシステム「アップル・インテリジェンス」にChatGPTを連動させたように、サムスン電子の「ギャラクシーAI」に自社技術を適用する可能性が取り沙汰されている。ただし、オープンAIのウェブブラウザがどのような形で提供されるかはまだ明確ではない。試作品の段階では、メディア、チケット、旅行、不動産の検索機能が強化されたと伝えられる。こうした報道に関し、グーグルとオープンAI、サムスン電子は別途の立場を表明していない。
AI検索エンジンへ市場が移動することは、「キーワード」検索から「対話型」検索へと転換することを意味する。大容量文書の要約、プレゼンテーション、レポートなど、PC基盤のAI作業のような正攻法も重要だが、AIが日常生活により近づくためにはモバイルが「宿命」であるというのが業界の共通した見方だ。サムスンはアップルに次ぐスマートフォンシェア2位のメーカーであり、ウェブブラウザ市場でシェア3位を占める「サムスンインターネット」の中心であるという点で、AI検索エンジンの主導権を握ろうとするビッグテックにとって魅力的なパートナーだ。グローバルブラウザ市場の上位は、PCとモバイル統合基準ではクローム(65%)-サファリ(18%)-エッジ(5%)の順だが、スマートフォン単独で見るとクローム(65%)-サファリ(23%)-サムスンインターネット(4%)と順位が変わる。
オープンAIがGPTシリーズで生成AIという反響を呼び、有料会員を増やしたとはいえ、モバイルメーカーと協力することでモバイル環境でのサービス改善など、相乗効果が期待できると評価されている。黄錫珍(ファン・ソクジン)東国大学情報保護大学院教授は「現段階では、オンデバイスAI戦略と衝突するよりもポジティブな効果が予想される。サムスン電子は活力を取り戻し、モバイルのノウハウが必要なAI企業は機器メーカーとの協力で、より容易に飛躍できるだろう」と説明した。
AI検索エンジンへの転換が開始、国内市場への影響は?
検索市場がAI基盤に再編される動きはすでに始まっている。オープンAIは10月31日(現地時間)、検索エンジン「ChatGPTサーチ」を正式にリリースした。従来のChatGPTに統合された形で、検索窓の下にある地球儀ボタンをクリックすると検索が開始され、リアルタイムのウェブ検索結果に基づいたソースリンクが併せて表示される。まずはChatGPTの有料利用者に提供され、数ヶ月以内に一般利用者も利用できるようになる予定だ。サービス形態は、生成AI基盤の検索市場の扉を開いたスタートアップ、パープレキシティ(Perplexity)と類似している。オープンAIの研究員出身エンジニアたちが創業したパープレキシティは、GPT-4oの他にも多様なAIモデルを基盤に検索サービスを提供する。ビッグテックの角逐戦の中でグーグルの対抗馬として早くから注目を集めており、企業価値80億ドル(約11兆ウォン)を目標に追加資金調達に乗り出すなど、シリコンバレーでも異例の速さで成長している。

グーグルに依存しない独自の検索エンジンを作るメタの計画も、最近可視化されている。フェイスブック、インスタグラム、ワッツアップなど、メタの主要サービスに搭載された「メタAI」チャットボットに独自検索エンジンを統合する方式だ。マイクロソフト(MS)は昨年「ビング(Bing)」にオープンAIのGPT-4を搭載した後、グローバルシェア10%台に進入し、先月には「ビング生成検索」のベータサービスを発売した。
国内の検索エンジン市場は、これまで国産による「防御」が可能だった市場だが、AI基盤に市場が変われば、今後の地勢を維持できるかは楽観しがたい。最近、ネイバーのシェアが小幅に減少するなど、安心できる状況ではない。これを受け、ネイバーとカカオもAIへの没入に乗り出した。
ネイバーは「DAN 24」カンファレンスで、来年上半期に「AIブリーフィング」サービスのリリースを公式化した。統合検索機能にAI基盤の推薦技術を結合した生成AI検索サービスだ。個人の趣向や関心事も組み込む。自社の地図、ショッピング、旅行、知恵袋(知識iN)など、主要サービスと連動して需要を取り込めるか注目される。今後6年間で1兆ウォンをAI分野に投入する予定だ。
カカオは相対的に遅れているという評価を受けるが、今年上半期にAI専従組織「カナナ」を新設して以降、AI技術とサービス開発に集中している。両社は最近、非核心事業を整理して確保した資金をAIなどに積極的に投資する戦略を展開している。
業界の専門家は「グーグルの力が分散される効果として現れる可能性もあるが、ビッグテックと国内企業のAI投資額規模に大きな差があり、厳しい戦いになるだろう」とし、「生成AIが検索サービスに拡大される以上、既存サービスの収益性悪化につながるしかない。広告収益、プラットフォームシェアにも否定的な要因だ」と述べた。
イ・イムボク・セカンドブレイン研究所代表は「検索の後の体験がどう変化するかが重要だ。企業は利用者の利便性と有用性を考慮した戦略を展開すると予想される。グーグルもジェミニ(Gemini)をクロームと結合させて防衛戦に突入するだろう」とし、「次のステップでは、セキュリティ問題のためにAI活用に保守的な企業を捕まえるB2B戦略競争が進むとみられる」と指摘した。