[비즈한국] 韓国の鉄道や道路など、国家経済の流れを支える社会基盤施設である社会間接資本(SOC)が老朽化の一途をたどっている一方で、SOC分野の予算は年々削減されており、懸念の声が上がっている。今年のSOC予算は前年に比べて減少しただけでなく、全体の予算に占めるSOC予算の割合も過去最低水準にまで落ち込んだ。

近年の気候温暖化により各種自然災害が増加する中、SOC予算の削減と施設の老朽化が重なり、安全事故のリスクが高まっている。このようにSOC全体の予算が減少傾向にある一方で、務安空港・チェジュ航空089590での惨事で安全性が議論の的となった、地方の新空港建設予算だけが急増している点も問題として指摘されている。
鉄道、道路、海運、航空、水資源、物流施設などのSOCは、経済成長の土台であり、国民の利便性のために利用される施設でもある。政府によるSOC投資は、経済成長の主要な要素であることはもちろん、1997年の通貨危機や2009年の世界金融危機など、景気低迷期には景気回復の手段として活用されることもある。
韓国のSOCへの投資は、1970年代に国家経済開発計画が始まって以降、1988年のソウルオリンピックに向けて集中的に行われた。こうした事情から、韓国のSOCは近年、急速に老朽化が進行している。国土安全管理院の施設物統計年報によると、2018年時点で橋梁、トンネル、港湾、ダム、上下水道などの施設(建築物を除く)は5万295カ所だったが、このうち建設から30年以上経過した施設は16.3%にあたる8185カ所だった。
しかし、それから10年後の2028年には、30年以上経過した施設の割合は40%台を超え、2万236カ所(40.2%)にまで増加する見通しだ。さらに5年後の2032年には、30年以上経過した老朽施設が2万9567カ所となり、全施設のうち50.8%を占め、50%台を突破する予定である。
このようにSOCの半分以上が老朽化した際、安全が大きな問題となることは避けられない。最近は気候変動の影響で集中豪雨や猛暑、山火事などの自然災害が増加しており、慶州や浦項での地震など、地震の発生頻度も増えているため、老朽化したSOCによる人命被害の恐れも指摘されている。実際にシンクホールやポットホールの発生が増加しており、老朽化した鉄道・道路や上下水道の整備の必要性が高まっている。
SOCの老朽化による安全事故発生の懸念が高まっているものの、SOC分野への財源配分比率は年々低下している。2010年には全体予算のうちSOC予算が占める割合は8.6%と少なくない水準だったが、2018年には4.4%まで下落した。2021年には4.7%に微増し、SOCへの投資が多少改善されるかと思われたが、その後再び沈み始め、今年は3.8%まで落ち込んだ。
こうしたSOC予算の比率は今後も減少する見通しだ。国家財政運用計画(2024〜2028年)によると、全体予算に占めるSOC予算の割合は、2026年に3.7%、2027年に3.6%、2028年に3.6%へと低下していく予定である。特に2024〜2028年の国家財政運用計画において、政府の総支出の年平均増加率が3.6%であるのに対し、SOC分野の総支出の年平均増加率はその9分の1水準であるわずか0.4%に過ぎない。直前の中期財政運用計画(2023〜2027年)でSOC総支出の年平均増加率が2.9%であったことを鑑みると、SOC投資計画が大幅に縮小されたことがわかる。
SOCの部門別に見ると、道路は年平均(2024〜2028年基準)の支出増加率が-8.0%と、むしろ減少することになる。鉄道・都市鉄道も年平均支出増加率はわずか0.7%で、水資源分野は1.3%、地域・都市分野も1.4%に留まった。産業団地への年平均支出増加率は-15.4%と大幅な減少となる。住民の安全はもちろん、経済の大動脈さえも脅かされる可能性が高まっているのだ。
これに対し、航空・空港への年平均支出増加率は31.4%に達する。SOC全体の総支出が実質的に横ばいである状況の中、かろうじて増える新規支出の大部分が、新空港建設事業に投入される形となっている。国土交通部によると、加徳島新空港建設に15兆6056億ウォン、済州第2空港建設に5兆4532億ウォン、鬱陵島小型空港に8067億ウォン、セマングム新空港に8077億ウォンが投入される予定である。地方自治体による新空港誘致合戦により、実際の需要の有無や空港周辺の安全性に疑問が残る地方空港が多数建設される状況が続いているといえる。