[비즈한국] 「労働関連の企業顧問を確保せよ。」最近の大手法律事務所の最大の関心事だ。李在明政権が発足するやいなや、巨大与党の立法支援を背景に、商法改正案や黄色い封筒法など、企業経営に敏感な法案の処理にスピード戦を仕掛けているからだ。法律事務所は新政権の発足に合わせ、労働政策をテーマにしたオンラインセミナーを相次いで開催し、関連チームを拡大・再編するなど本格的な対応に乗り出した。訴訟や案件が増加すると判断し、顧客確保に動いたのだ。

民主党、商法改正案などで「スピード戦」
李在明政権と民主党は、商法改正案、黄色い封筒法など、企業経営に敏感な法案の処理にスピードを上げる計画だ。共に民主党は5日、理事の忠実義務の対象を「会社」から「全株主」にまで拡大する商法改正案を再推進すると発表した。改正案には、最大株主および特殊関係人の監査委員選任時に議決権を3%に制限する、いわゆる「3%ルール」も含まれた。
集中投票制度も導入する。大規模上場企業の場合、理事選任過程で集中投票制度を導入して株主が持つ議決権を集約させるものだが、集中投票制度が導入されれば、大株主がすべての役員選出を独占することを防ぐことができる。
民主党は、法案が可決されれば猶予期間なしで即時適用する方針だ。李在明大統領も候補時代から「就任後2〜3週間以内に処理しなければならない」と強調していただけに、早ければ12日の国会本会議で可決される可能性が浮上している。
労働組合及び労働関係調整法改正案(黄色い封筒法)も再推進される。黄色い封筒法は、過去の韓進重工業097230や双龍自動車のストライキのような不法ストライキによって発生した損害について、会社側が労働組合側に責任を問うことができないようにするのが主な内容だ。正当な争議行為に対して使用者が損害賠償を請求できないよう明示し、非正規職問題や雇用安定なども争議行為の対象に含める。
財界「政権発足初期に誰が矢面に立とうか」
このため、財界は非常事態に陥っている。政権発足初期であるため、強く反発することも負担が大きい。財界関係者は「先日の選挙で発足したばかりの政権が国民の支持を受けて新しい政策を強引に進めている中、誰が今すぐ矢面に立って立ち向かえるだろうか」とし、「経済団体が遺憾を表明する程度が、せめてもの対応ではないか」と吐露した。
主要大手法律事務所は積極的に動いている。労働関連法の改正に備え、労働担当チームの拡大や再編、労組法専担タスクフォース(TF)の新設など「企業顧客対応」に乗り出した。労使紛争が増加すれば、企業の法律顧問需要も高まる見通しだ。
法務法人(法律事務所)栗村(ユルチョン)は最近「黄色い封筒法専担TF」を新設し、法務法人広場は先月、安庚徳(アン・ギョンドク)前雇用労働部長官を顧問として迎え入れたほか、従来の労働コンプライアンス(法令遵守)チームを刑事チームと訴訟チームが支援できるよう組織を補強した。法務法人太平洋も最近、朴和振(パク・ファジン)前雇用労働部次官を顧問として迎え入れ、所属弁護士や顧問約40名で構成された「新政権政策TF」を運営中だ。
労働政策をテーマにしたオンラインセミナーも開かれる。法務法人太平洋と広場は、それぞれ9日午後に新政権の労働政策変化に対応するためのオンラインセミナーを開催する。黄色い封筒法や週4.5日制、包括賃金禁止など、企業の労働環境に影響を与え得る立法事案を分析し、実務対応戦略を提案するというものだ。
小型法律事務所の代表弁護士は「建設会社のように元請けと下請けの概念が強く、労働事故関連の懸案がある企業は『新しい政権の発足に合わせた新しい法律顧問をしてほしい』と依頼してくる」とし、「5年間、労組の力が強まる可能性が高いため、リスクを事前に減らそうとする企業の需要に合わせて大手法律事務所が対応に乗り出しているのだ」と説明した。
大手法律事務所のパートナー弁護士は「文在寅政権時は重大災害処罰法のために労働チームの人員が補強されたが、李在明政権が発足してからは黄色い封筒法のために人員が強化されている」とし、「労働関連の経験が豊富な弁護士の価値は上がるだろう」と見通した。