[비즈한국] AI業界の先駆者であるOpenAI(オープンエーアイ)が、最新の言語モデル「GPT-5」を投入し、技術と市場の両面で攻勢を強めている。サム・アルトマンCEOは「収益性よりも成長が優先」と語り、大規模な赤字を甘受してでも学習・演算インフラへの投資を継続すると宣言した。GPT-5の向上した性能とともに、OpenAIの投資・財務戦略がグローバルAI競争の勢力図を再び揺るがしている。

性能を高めたGPT-5、対話と実務領域を拡大
OpenAIは7日(現地時間)、次世代の大規模言語モデル「GPT-5」を公式発表した。ChatGPTの新たな基本エンジンとして適用されたGPT-5は無料ユーザーも利用可能で、有料サブスクリプションユーザーはGPT-5 Pro、Mini、Nanoなどの高性能バージョンを選択できる。
OpenAIのサム・アルトマンCEOは、GPT-5を「ポケットの中の博士級専門家」に例えた。性能向上の幅は数値でも確認できる。ヘルスケア分野におけるハルシネーション率は1.6%にまで低下し、全体的にハルシネーションが20〜80%減少した。コーディング、クリエイティブなライティング、数学、視覚理解など、様々な分野で処理速度と正確性が大幅に向上した。
GPT-5は、従来の言語モデルと推論モデルを統合したアーキテクチャを採用し、リクエストの複雑さに応じて最適なモデルをリアルタイムで選択する。対話スタイルも、皮肉屋(Cynic)、ロボット型(Robot)、聞き手型(Listener)、オタク型(Nerd)などにカスタマイズ可能だ。アプリ制作、スケジュール管理、研究ブリーフィングなどのエージェント機能が強化され、コードを直接記述しなくてもアプリを実装できる「バイブ・コーディング(Vibe Coding)」機能も追加された。
「赤字を甘受しても成長が優先」…投資と企業価値が急騰
GPT-5発売の翌日である8日、アルトマンCEOは米CNBCとのインタビューで「AIモデルが明確な成長曲線を描いている限り、相当期間の赤字を甘受するのは合理的だ」とし、収益性より成長とインフラ投資を優先する意向を明らかにした。
OpenAIは昨年37億ドル(約4兆9000億ウォン)の売上を上げたが、約50億ドル(約6兆9500億ウォン)の赤字を出したと推定される。今年の年換算売上は120億〜130億ドル規模に達するとみられ、今後も赤字基調が続く見通しだ。
アルトマンCEOは「OpenAIはその気になれば予想より早く黒字転換できるが、上場企業ではないため公開市場からの圧力に縛られず、投資を継続していく」とし、「上場企業ではないという点が非常に素晴らしい」と語った。
OpenAIは大規模な投資のために巨額の資金を調達している。昨年10月の66億ドル(約9兆1000億ウォン)に続き、今年は400億ドル規模の資金調達を発表した。詳細な条件については外部の推定が分かれているものの、企業価値は昨年の1570億ドルから今年3月には3000億ドルへ、現在では約5000億ドル(約695兆ウォン)に達すると推定される。
ChatGPTの週間アクティブユーザー数は7億人を超え、有料ビジネスユーザーは500万人を突破した。マイクロソフトは、GPT-5を「MS 365 Copilot」など自社の全プラットフォームに適用する計画だ。これに対し、イーロン・マスク氏は「OpenAIがMSを飲み込むだろう」との反応を見せた。
マスク氏との関係を問う質問に対し、アルトマンCEOは「彼のことについてそれほど深く考えていない」と答え、「マスク氏は一日中ソーシャルメディアで私たちのモデルが良くないと書き込んでいるようだ」とコメントし、注目を集めた。

AGIへの進化、残された課題は?
AI業界では、GPT-5が完全な汎用人工知能(AGI)への道のりにおいて、実用性と信頼性を大幅に高めたモデルであると評価されている。ただし、Redditなどの一部のコミュニティでは、以前のモデル「4o」と比較して一部の性能が低下しているなど、初期エラーが多いという指摘も出ている。
GPT-5の発売は、技術的な進化とともに、OpenAIのビジネス戦略の方向性を明確に示している。ハルシネーションの低減とエージェント機能の強化はAIの実務適用可能性を高め、カスタマイズ可能な対話・アプリ開発機能は消費者との接点を拡大する。しかし、赤字を甘受して成長に集中する戦略は、資金調達環境や競合他社の動向次第でリスクとなる可能性がある。
また、マイクロソフトとの緊密な協力はエコシステム拡大には有利だが、特定のプラットフォームへの依存度が高まれば、独自のビジネスモデル構築が遅れるとの指摘もある。さらに、GPT-5が一部の領域で依然として創造性や人間的な感覚が不足しているという評価は、次世代モデルの開発において技術的・倫理的な改善課題を残していることを示唆している。
この他にも、AGIの実装までには演算インフラ、データ品質、社会的受容性など越えるべき山が多い。果たしてOpenAIが「上場圧力のない長期投資」というカードをいつまで維持できるかが、今後の成長曲線の鍵となる。