[비즈한국] ムシンサが中古衣料品取引サービス「ユーズド(Used)」を公開してから2ヶ月足らずで手数料体系を改定した。リリース当初、最大80%に達する高い手数料率を適用したことで利用者の不満が相次ぎ、最近では運営上の不備を指摘する声も重なったことで、最終的に手数料の調整に踏み切った形だ。

最大80%の手数料論争から…最終的に調整へ
ムシンサは今年8月、中古衣料品販売サービス「ムシンサ・ユーズド」を正式ローンチした。利用者が販売を希望する衣類を送ると、ムシンサが検品・洗濯・撮影・販売・精算までの全工程を代行する仕組みだ。販売者が自ら商品を撮影・登録しなければならない従来の中古取引の手間を省いた点が、ユーズドの強みとして挙げられた。
しかし、サービス開始当初、高額な手数料が論争を呼んだ。ムシンサは商品金額に応じて手数料を10%から最大80%まで差等適用した。30万ウォン以上の商品は販売価格の10〜25%、1万ウォン未満の商品には80%が適用される構造だった。9900円で販売された商品の場合、手数料として7920ウォンが引かれ、販売者が受け取る金額はわずか1980ウォンにとどまる計算になる。
競合プラットフォームと比較しても手数料率は高い水準だ。ポンゲジャンター(Bunjang)の場合、一般販売者の手数料は約6%であり、KREAMも販売手数料が5〜6%程度と知られている。検品や撮影などの代行サービスを含む委託型構造であることを考慮しても、負担が大きいという指摘が出ている。業界関係者は「納得しがたい水準の手数料」とし、「ムシンサがこれまで築いてきた合理的なイメージとはかけ離れた決定だ」と言及した。
ムシンサもユーザーの手数料負担を意識したのか、ローンチ直後の1ヶ月間は「手数料ペイバックイベント」を実施した。手数料を半額程度に引き下げる期間限定のイベントで、業界では初期利用者の流入を促すための措置と見られた。その結果、サービス開始から2週間で販売申込者は1万人を突破し、入庫された商品も6万点を超えた。

短期間に利用者が殺到したせいか、ユーズドの利用者からはサービス運営が不十分だという指摘が相次いだ。検品やブランド判定といった核心的なプロセスが適切に管理されていないという不満だ。ある利用者は「海外の有名ブランドの服を販売するために送ったのに、全く別のブランドと判定され、あり得ない販売価格が設定されていた」とし、「価格は修正できたが、ブランド名は修正できないと言われた。検品などを理由に高い手数料を取りながら、ブランド名すら正しく確認できないのを見てサービスへの信頼度が下がった」と語った。
また別の利用者も「ムシンサ・ユーズドを利用してTシャツを購入した。3XLサイズと記載されていたので購入したが、届いたものはMサイズだった」とし、「運営が不十分なようだ」と不満を吐露した。
論争が続く中、ムシンサ内部でもサービス運営全般を見直す動きが出た。最近、ムシンサは手数料体系を新しく整備した。公表された新基準によると、販売価格に応じて7〜38%の手数料が課される。300万〜500万ウォン未満の商品は7%、2万ウォン未満の商品は38%が適用されるといった形だ。従来の手数料率(10〜80%)と比較すると全体的に引き下げられた水準で、特に低価格商品の手数料率は半分以下に減少した。
その代わり、販売者が送った商品を検品・ケア・撮影して登録する工程の代行費用として、商品1点あたり5000ウォンの「商品化費用」が別途請求される。このため、一部の利用者の間では、低価格商品の場合は体感的な値下げ効果が大きくないとの指摘もある。
ムシンサ側は「ユーズドは一般的な中古取引プラットフォームとは異なり、物流から販売まで全工程を代行するサービスであるため、それに伴う運営費用が不可避にかかる」とし、「オープン当初はベータサービスのような形で業界平均水準の手数料を適用してテストした。最近、販売者がより多くの収益を得られる構造に変えるため、手数料率を調整した」と述べた。
サービス運営の不備に対する指摘については、「運営人員に比べて物量が入りすぎている状態」とし、「顧客1人あたり製品を10点以上送るケースが多い。一つひとつ検品する作業などがあり、かなりの時間を要する。運営安定化の作業が進められており、徐々に改善されるものと考えている」と伝えた。

品質管理がおろそかになれば投資家の信頼に影響
オンラインファッションプラットフォームとしてスタートしたムシンサは、近年オフライン店舗をはじめ、ビューティー、キッズ、スポーツウェア、中古取引などへ事業領域を急速に広げている。IPO(新規株式公開)を控え、外形の成長と収益の多角化を通じて企業価値を高めようとする戦略と見られる。
中古衣料品取引サービス「ユーズド」も、こうした事業拡大の流れからスタートした新規事業だ。しかし、サービスの完成度と手数料問題を巡る論争が続き、かえってブランドイメージの負担になりかねないとの評価も出ている。業界では、ムシンサが外形の成長に集中するあまりサービス品質の管理がおろそかになれば、投資家の信頼に影響を与えかねないという懸念も聞こえてくる。IPOを推進する企業にとって、成長性だけでなくサービスの安定性とブランド信頼度も重要な評価要素となるからだ。
淑明女子大学経営学部のソ・ヨング教授は「企業の成長も重要だが、ブランドの信頼度と名声も核心的な価値だ」とし、「ブランド価値を毀損するようなことは、IPOの過程においても否定的な影響を及ぼし得る」と指摘した。
ムシンサは企業価値10兆ウォン以上を目標にIPOを推進中だ。最近、国内外の証券会社11社を対象に主幹事の選定作業に着手しており、競争入札(プレゼンテーション)が21〜23日の3日間行われた。ムシンサ側は「IPO主幹事の選定に関連して、まだ具体的な日程や決定事項はない」と伝えた。