[비즈한국] 全国金属労働組合(金属労組)浦項支部ポスコ社内下請け支部が、支部長による幹部暴行事件をきっかけとした内紛に陥っている。金属労組懲戒委員会が分会長を除名処分にしたことを受け、分会長がこれに不服を申し立てて法的措置に踏み切るなど、対立が極限に達している。

2日、労働界によると、先月24日、金属労組ポスコ社内下請け支部大明分会のキム・ソンイル分会長は、大邱地方裁判所浦項支部に金属労組懲戒委員会の除名処分効力停止仮処分を申請した。同時に除名処分無効確認訴訟も提起した。金属労組中央懲戒委員会が先月16日、キム分会長に対する懲戒再審を開き、今年9月に浦項支部運営委員会が下した最高レベルの懲戒である「除名」を最終確定したためだ。
今回の事態は、2024年7月11日にポスコ社内下請け支部運営委員会の修練会で、イ・ウマン支部長がキム分会長を暴行したことで引き起こされた。当時、警察への告訴に至ったが、合意により告訴を取り下げたものの、その後も対立がくすぶっていたとされる。その後、昨年3月の代議員会の過程で再び言い争いが発生し、対立が再燃。双方からの懲戒請求へと発展した。
金属労組懲戒委員会は懲戒決議書で、「支部の承認なき事務所の分離・移転」と「組合費の未納および別途運営」をキム分会長の除名理由として挙げた。懲戒委員会は「懲戒の端緒となった原因を必ずしも懲戒対象者が招いたとは言い難いが、産業別労組の秩序において事務所を分離することは単なる空間の問題ではなく、支部の闘争方針や運営方向における重要な部分である」とし、「少なくとも支部運営委員会を経て決定すべきことだ」と判断した。
組合費の未納問題についても「支部が承認しなければ組合費を支出できない構造だとしても、会社側と協議し、支部の議決手続きを経ずに別途に組合費を受領して運営した点は確認される」とし、「実務上の便宜や実定法などの問題により支部や分会単位で一次受領するにしても、支部レベルで労組へ必ず上げなければならない」と説明した。その上で「金属労組は産業別労組として、企業内労組よりも強力な規律と秩序が重要だ」と指摘した。ポスコ社内下請け支部は先月23日、大明分会の組合員に対し「支部へ組合費が納付されていないため、全組合員が権利制限状態にある」とした上で、「組合員の権利のための交渉と闘争が続けられるよう、組合費の納付を求める」という内容のメッセージを送ったことも把握されている。
一方でキム分会長は、支部長による暴行こそが事件の本質であると反発している。訴状によると、キム分会長はイ支部長が2024年7月11〜12日に暴行を加え、侮辱的な言動を繰り返したと主張した。キム分会長側は「加害者と同じ空間で業務を遂行することに極度の苦痛を感じ、組合員の同意を得て事務所を分離しただけであり、異常な状況から脱するための不可避な措置だった」と抗弁した。
組合費未納の理由についても、支部長が個人的な対立を理由に大明分会にのみ活動費の支払いを中断したため、分会の活動縮小を防ぐべく、支部を介さずに上級団体である金属労組に直接組合費を納付しようとしたと主張した。キム分会長側は「金属労組が『支部を通じて納付する慣行』を理由に送金された組合費を返還したことで未納状態になっただけであり、組合費納付義務を怠ったわけではない」と主張している。
労働界の一部では、金属労組とポスコ社内下請け支部間の長年の対立と、支部内の派閥争いが爆発した結果と見る向きもある。ポスコ社内下請け支部は以前、金属労組光州全南支部の傘下にあったが、2023年10月に地理的な理由から浦項支部へ所属を変更するなど、組織編成上の変化を経験した。金属労組懲戒委員会も懲戒決議書において「長年の関係による対立や分会ごとの立場の違いが存在し、上級機関として支部の指導と管理が十分になされていなかった点がある」と認めている。労働界関係者は「今回の除名事態は、単なる個人の非違問題を超えて、労組内部の構造的な対立が膿んで破裂した結果と見ることができる」と慎重に語った。