[비즈한국] 政府が公共交通費の一定割合を払い戻していた従来の「K-Pass」を拡大改編し、実質的な「無制限定額券」である「みんなのカード」を発売した。利用者が一定金額以上を使うと、超過分を全額返金する破格の構造だ。国土交通部(国土部)は「みんなのカード」について「代替不可能な国家代表交通福祉」と自負したが、一部からは懸念の声も上がっている。政府と地方財源を合わせた1年分の還元予算だけで1兆ウォンを超えるためだ。

ソウル市は「気候同行カード」、国土部は「みんなのカード」
政府が打ち出した「みんなのカード」は、従来のK-Pass特典を大幅に拡大した政策だ。従来のK-Passは、交通費の一定割合を払い戻す政策であった。月15回以上公共交通機関を利用した場合、月最大60回分の利用金額に対して、一般20%、青年および高年齢層30%、低所得層53%の割合で払い戻していた。
今年1月に国土部が新たに発売した「みんなのカード」は、上限超過分を全額払い戻す。還元の特典も、市内バス・コミュニティバス、地下鉄から新盆唐線、GTXなど全国の公共交通機関に適用される。一般型とプラス型の2種類に区分され、一般型は1回の利用料金が3000ウォン未満の場合、プラス型はすべての手段に対して還元が適用される。

首都圏基準で一般国民向けの一般型は6万2000ウォン、プラス型は10万ウォンを超えた金額が全額払い戻される。K-Pass利用者は、別途のカード発行なしに既存のK-Passカードをそのまま使用すればよい。システムが事後にK-Passとみんなのカード(一般型、プラス型)の還元額のうち、利用者に有利な特典を自動的に計算して適用する構造だ。
参加自治体も増えた。2026年から江原道高城、全羅南道康津など8つの基礎自治体が新たに参加し、全国218の自治体に拡大する。
実質的にソウル市と一部首都圏に適用されていた「気候同行カード」の特典を上回る形となり、政府がソウル市の政策を牽制するために無理な交通政策を実施しているのではないかとの指摘も出ている。実際に「みんなのカード」発売後、気候同行カードが「存続の危機」に直面したとの分析も出た。「みんなのカード」一般型は6万2000ウォンで、気候同行カードの一般30日券(タルンイ[ソウル市公共自転車]を除く)と同じ価格である。
ソウル市の気候同行カードは2024年1月、国土部のK-Passは2024年5月から施行された。京畿道や仁川などはK-Passを基盤とした追加割引政策を打ち出した一方、ソウル市はK-Passと連携せず、気候同行カードを独自事業として推進した。
政府が「みんなのカード」を発売した今年においても、こうした基調は維持されると見られる。国土部の関係者は、K-Passと気候同行カードの連携に関する議論は行っていないと明らかにした。
還元額は昨年2300億、今年は1兆ウォン超
問題は莫大な予算だ。K-Passの前身である「節約交通カード」は、2023年に予算問題で還元が遅延したことがある。翌年には還元額が減額された。2024年のK-Passもまた、予算不足により還元額が減額された。予測していた需要よりも利用者が多かったためだ。
2025年のK-Pass事業における国費還元予算は計2375億ウォンだったが、今年は5580億ウォンへと2倍以上に急増した。K-Passは政府と自治体が半分ずつ負担を担う構造だ。Biz Hankookの取材の結果、国費と地方費を合わせた2026年のK-Pass還元予算は1兆ウォンを超える。国土部の関係者は「地方費も5580億ウォンとなり、国費と地方費を合わせて還元が行われる」と明らかにした。
国土部は昨年より予算を大幅に増やしたため、今年は「還元の大混乱」は起こらないと自信を見せる。しかし、上限のない無制限還元構造であるため、財政の変動性はさらに高まった。GTXなど高額な公共交通機関の利用者が増えるほど、政府と自治体が負担すべき還元額の規模は膨らむ。毎年1兆ウォン以上の予算を確保しなければならない。特に地方費の負担が増えるため、地方自治体の財政余力も重要となる。
「みんなのカード」によって公共交通機関の利用者が増えるかどうかも鍵となる。ナラサリム研究所のキム・サンチョル研究委員は「公共交通機関の活性化という側面で見れば、年間1兆ウォンの投入規模が大きいとは言い切れない。問題は、従来のK-Passの80%以上が首都圏の利用者であっただけに、交通インフラが不足している非首都圏の場合、『みんなのカード』導入の恩恵が大きくないという点だ。非首都圏の場合、定額券の上限を大幅に下げる必要がある。全国を対象とする『みんなのカード』が気候同行カードと同額に設定されるならば、政策効果は曖昧になると懸念される。非首都圏にとっては、かえって交通格差を感じさせる要素になり得る」と指摘した。