[비즈한국] グローバルビッグテック企業のメタ(Meta)が、史上最大規模の原子力電力確保計画を発表した。メタは9日(現地時間)、最近ビストラ(Vistra)、テラパワー(TerraPower)、オクロ(Oklo)といった米国のエネルギー企業3社と計6.6GWに達する電力供給契約を締結した。2025年のコンステレーション・エナジーとの契約を含め、単一企業としては世界最大規模となる。業界では、メタが単なる電力購入を超え、AIインフラの核心動力である「エネルギー主権」を直接確保するという戦略を選択したと見ている。

「24時間稼働」AIスーパー・クラスターの唯一の解決策
メタが原子力に死活をかける最も根本的な理由は、AIデータセンターの電力消費方式にある。メタがオハイオ州ニューオールバニーに構築中の1GW規模の超大型AIクラスター「プロメテウス(Prometheus)」は、既存のクラウドサーバーと比較にならないほどの膨大な電力を消費する。特に生成AIモデルの学習と推論には、一瞬の電力断絶も許されない高度な安定性が求められる。
これまで好まれてきた太陽光や風力は気象条件による変動が大きく、これを補完するために大規模な蓄電装置(ESS)を追加で構築しなければならない高コスト構造だ。一方、原子力は設備利用率が90%を超える代表的な「ベースロード(基底負荷)」電源である。メタはビストラとの20年間の長期契約を通じて、稼働中の原子力発電所の寿命を延長し、即座に電力を供給してもらうことにした。AI競争において、電力不足によるインフラ稼働停止リスクを根本から遮断するという計算だ。
カーボンニュートラルとAI成長、両方を掴む?
今回の契約の核心的な差別化要因は、小型モジュール炉(SMR)とマイクロ原子炉を活用した「分散型電源」の構築にある。現在、米国の電力網(グリッド)は急増するデータセンターの需要で飽和状態に達している。新しいデータセンターを建設しても、電力網への接続に5年以上かかるという「ボトルネック現象」が深刻化している。
メタはサム・アルトマンが議長を務めたオクロと協力し、オハイオ州に1.2GW規模の「原子力技術キャンパス」を造成することにした。データセンターの近隣に75MW級のマイクロ原子炉「オーロラ・パワーハウス」を複数設置し、電力を直接供給してもらう方式だ。ビル・ゲイツ氏のテラパワーが開発中のナトリウム冷却高速炉技術にも大規模な資金を投入する。これは既存の電力網に依存せず独立したエネルギー生態系を構築し、電力網接続の待機時間なしにデータセンターを適時に稼働させるという強力な意志の表明である。
メタの動きは、ESG経営とAI競争力の間のジレンマを解決するための緻密な布石と読める。メタは2030年までにサプライチェーン全体のカーボンニュートラルを目指しているが、AI産業の急速な成長は莫大なエネルギー消費を伴うため、環境目標を脅かしている。炭素排出がほとんどない原子力は、こうした批判から自由でありながら、大規模な電力を供給する現実的な代案になったという分析だ。
実際にメタは今回の契約を通じて、数千人の専門職雇用を創出し、米国内の原子力サプライチェーンを復旧させることに寄与しており、政府の政策的な支持まで引き出している。メタのグローバル政策統括副社長であるジョエル・カプラン(Joel Kaplan)氏は、「原子力が米国のエネルギーインフラを強化し、AI分野のグローバルリーダーシップを強固にする核心的な軸になるだろう」と強調した。