[비즈한국] 国内半導体大手のサムスン電子005930とSKハイニックス000660が、2025年度のインセンティブ支給案を確定した。人工知能(AI)の普及と広帯域メモリ(HBM)の需要増加により業績が改善したことで、両社ともインセンティブ規模を拡大したが、報酬体系の構造と運用方式には違いがある。

サムスン電子、DS 47%・MX 50%…半導体とモバイルが業績を牽引
サムスン電子は16日、社内通知を通じて事業部別の2025年度分超過利益インセンティブ(OPI)の支給率を確定した。半導体事業を担うデバイスソリューション(DS)部門は、年俸の47%をOPIとして受け取る。昨年14%にとどまったことと比べれば、大幅に増加した数値だ。汎用DRAM価格の上昇とHBM供給拡大が業績改善につながった結果と見られる。
DS部門内のメモリ・ファウンドリ・システムLSI事業部には共通支給率が適用された。ファウンドリは大手顧客との長期供給契約の成果が反映され、システムLSIは主要スマートフォン向けイメージセンサーの供給拡大が影響した。サムスン電子が8日に発表した2025年第4四半期の暫定業績によると、営業利益は20兆ウォンで、このうちかなりの部分をDS部門が牽引したと証券業界は見ている。ただし、事業部別の営業利益は公開されていないため、具体的な数値は推定値である。
デバイスエクスペリエンス(DX)部門では、2025年の「Galaxy S25」シリーズと「Fold・Flip 7」の販売好調が反映され、モバイルエクスペリエンス(MX)事業部のOPI支給率は年俸の50%に設定された。一方、TV・生活家電(VD・DA)、ネットワーク、医療機器事業部は12%にとどまった。車載・オーディオ子会社のハーマンと経営支援組織は39%に確定した。OPIは毎年1回、事業部の業績が年初の目標を超過達成した場合に、個人の年俸の最大50%まで支給される。
これとともにサムスン電子は今年から、インセンティブに株式選択の要素を導入した。今月末のOPI支給を控え告知された「インセンティブ株式報酬制度」に基づき、従業員はインセンティブの0~50%の範囲内で株式での受領を選択できる。株式を1年間保有すると約定すれば、選択金額の15%分を株式で追加先払いされる。
SKハイニックス、PS平均1.4億ウォンと推定…インセンティブ上限を撤廃
SKハイニックスは、超過利益分配金(PS)を中心としたインセンティブ体系を維持しつつ、今年からインセンティブの上限制度を撤廃した。従来はPSが年俸の最大50%(基本給1000%)に制限されていたが、労使合意を経て上限をなくし、前年の営業利益の10%全額を財源とする構造に転換した。
証券業界では、SKハイニックスが昨年約45兆ウォンに達する営業利益を記録したと推定している。これを全構成員数(約3万3000人)で単純換算すると、1人あたりのPSは平均約1億3600万ウォン水準と計算される。ただし、これは個人の年次・成果を考慮していない推定値である。PS算出額の80%は当年に支給され、残りの20%は2年にわたって繰り延べて支給される。
SKハイニックスはPSの一部を自社株として選択できる「株主参加プログラム」も運営中だ。構成員はPSの10~50%を株式として選択でき、1年保有すれば購入金額の15%を現金で追加支給される。
制度は似ているのに、満足度はなぜ違うのか
サムスン電子とSKハイニックスは両社ともインセンティブに株式選択の要素を組み合わせたが、従業員が体感する満足度には違いがあると言われている。最も大きな違いとして挙げられるのは、インセンティブ上限の有無だ。SKハイニックスは今年からPS上限を撤廃し、業績改善が報酬に直接つながる構造を強化した一方、サムスン電子はOPIを年俸比最大50%に制限する体系を維持している。
このため、サムスン電子の業績を事実上牽引したDS部門は、事業部の中で最上位クラスのインセンティブを受け取っているにもかかわらず、相対的剥奪感を感じるケースが少なくないという。特にHBMを中心に半導体の市況好調が鮮明だった2025年の業績が反映される局面において、報酬拡大に構造的な限界があるという認識が不満の要因になっているとの分析がある。
ただし、両社の事業構造や組織規模が異なるため、制度の運用環境そのものが異なるとの指摘もある。サムスン電子は半導体以外にもモバイル、家電、ディスプレイなど多数の事業部を同時に運営しているため、報酬体系に一定の上限と安定性を設ける必要がある。対してSKハイニックスはメモリ半導体中心の単一事業構造であるため、業績変動をインセンティブに直接反映できる余地が大きい。