[비즈한국] 半導体や二次電池など、国内企業の先端技術を狙った犯罪がより巧妙化している。昨年、警察に摘発された技術流出事件は、前年比で半分近く増加した179件だった。SKハイニックス000660の協力会社で勤務していた従業員が「高帯域メモリ半導体(HBM)」の核心部品工程資料を中国へ流出させようとして緊急逮捕された事件など、国家競争力と直結する技術の海外流出事例も過去最多となった。海外流出件数のうち約半分が中国に集中しているが、今年はベトナムなど他の国家への流出比率が高まっていることがわかった。

警察庁国家捜査本部は、昨年1年間で技術流出の犯人378人を検挙し、そのうち6人を拘束したと19日に明らかにした。検挙人数は前年(267人)比で41.5%増加し、検挙件数も179件で、2024年の123件と比較して45.5%増加した。国家捜査本部発足以来、最多である。国家核心技術の流出件8件も含まれている。
海外への技術流出摘発件数は計33件で、国別に見ると中国が54.5%で圧倒的だった。ただし、その比率は前年(20件)の74.1%より減少し、ベトナム(4件)、インドネシア(3件)など東南アジアの比率が拡大した。このほか、米国(3件)、日本(1件)、台湾(1件)、その他(3件)の順だった。過去5年間の統計を見ると、海外への技術流出103件のうち、中国に関連する事件は66件(64.1%)だった。
海外に流出した技術は、半導体が5件で最も多かった。次いでディスプレイ(4件)、二次電池(3件)、造船(2件)の順であった。大企業よりも中小企業が主に被害を受けている。
特に警察は、昨年7月から10月までの100日間、海外技術流出犯罪を集中取り締まりした結果、計33件・105人を検挙したと発表した。半導体や二次電池など、国内の主要な先端技術分野を中心に捜査を行い、多数の事件を摘発したと説明している。
主な事例を見ると、同10月には、国家核心技術である二次電池製造技術資料を個人のノートパソコンに保存して流出し、海外の競合他社に転職した被害企業の元研究員を検挙した。先の5月には、HBM核心部品の工程資料を海外へ流出させようとしていた元ハイニックス協力会社の従業員4人を検挙し、9月にはメタノール燃料電池の製造図面を海外の投資家に送信し、サンプルを盗んで海外へ送った被害企業の元代表ら3人も拘束送致した。
警察によると、技術流出の犯人の大多数は、被害企業の役職員を含む「内部の人間」だった。計179件の技術流出事件のうち148件(82.7%)が内部の犯行であり、大企業(24件・13.4%)より中小企業(155件・86.6%)で多く発生した。彼らには不正競争防止法(118件)、業務上背任などの刑法違反(39件)、産業技術保護法違反(22件)などの容疑が適用された。
警察は、国内半導体製造の核心人材を海外へ流出させた被疑者が取得した手数料などを特定し、起訴前の追徴保全を行うなど、犯罪収益約23.4億ウォンを回収した。警察関係者は「技術流出は個別の企業の被害を超え、国家経済と安保に回復不可能な打撃を与える重大な犯罪」とし、「今後も技術流出犯罪に対しては無寛容原則を適用し、厳正に取り締まる方針である」と明らかにした。