[비즈한국] 国内航空各社は、相次ぐリチウムバッテリーの発火事故を受け、「機内でのモバイルバッテリー使用全面禁止」という強力な措置を打ち出した。しかし、充電設備が不足している旧型航空機の乗客が「充電難民」となる状況に置かれることで、「充電の二極化」という新たな問題に直面する可能性が指摘されている。

24日の航空業界によると、来る26日から韓進グループ傘下の5社は、機内でモバイルバッテリーを使用して携帯電話・タブレットPC・ノートパソコン・カメラなどの電子機器を充電する行為をすべて禁止する。この方針は、大韓航空、アシアナ航空、ジンエアー272450、エアプサン298690、エアソウルの国内線および国際線航空便に適用される。
これに先立ち、イースター航空は昨年10月から12月まで機内でのモバイルバッテリー使用禁止政策を試験運用しており、今年から全面禁止へと移行した。チェジュ航空089590も去る22日から機内でのモバイルバッテリー使用を禁止した。
乗客は機内でモバイルバッテリーを使用することはできないが、従来の持ち込み規定に従い、容量や個数の制限範囲内で携帯することは可能だ。ビニール袋や個別のポーチにモバイルバッテリーを一つずつ入れて保管するなどの短絡防止措置を必ず講じなければならず、機内の棚ではなく座席前のポケットなど、乗客の手がすぐに届く場所に保管する必要がある。
航空各社が高強度な規制に乗り出したのは、リチウムイオンバッテリーに起因する機内火災事故への懸念が近年高まっているためだ。液体電解質を用いるリチウムイオンバッテリーは、構造的に衝撃や熱に弱い。特に狭い機内の座席の隙間にバッテリーが落ちて圧迫されたり、充放電の過程で内部温度が急激に上昇して爆発する「熱暴走」現象が頻繁に発生している。飛行中に熱暴走が発生し火災につながった場合、対応が困難であるため、重大な結果に対する懸念が大きい。
実際に10日、中国海南省の三亜国際空港を出発し、清州国際空港へ向かっていたティーウェイ航空の国際線旅客機で、乗客が所持していたモバイルバッテリーから発煙する事故が発生した。消火にあたった乗務員3人が煙を吸い込み、清州国際空港到着後に近隣の病院へ搬送され治療を受けた。2024年12月には、福岡へ向かう釜山発のエアプサン国際線旅客機内でもモバイルバッテリーから煙が発生し、離陸準備を中断して滑走路から搭乗ゲートへ引き返すという騒ぎもあった。
しかし、このように規制が強化されることで、乗客の不便が大きくなるという指摘も出ている。スマートフォンがモバイル身分証や財布の代わりとなり、機内での業務処理はもちろん、動画視聴まで担う「デジタル生命線」となっている状況下で、充電制限措置は乗客に単なる不便を超え、「デジタル孤立」への恐怖を与えかねないためだ。特に長距離フライト中にバッテリーが切れると、着陸直後の入国手続きや交通機関の決済など、日常生活に不可欠な手段まで絶たれてしまう。
モバイルバッテリーの機内使用が禁止されたことで、乗客に残された選択肢は、機内の座席に設置されたUSBポートや220Vコンセントを利用することだけだ。搭乗前に充電ポートがあるかどうかを事前に確認するプロセスが必須となる見通しだ。
問題は、大手航空会社の最新機種は座席の電源インフラが比較的整っているが、一部の格安航空会社(LCC)の主力機種では、エコノミークラスの座席に充電設備が不足しているケースが少なくないという点だ。搭乗する機体によって、「充電できる乗客」と「できない乗客」に分かれる「充電の二極化」議論が新たに持ち上がる可能性がある。
これを受け、業界では長期的には全固体バッテリー技術に注目している。全固体バッテリーは、火災の主原因である液体電解質を固体に代替した次世代技術だ。既存の液体電解質は温度変化に敏感で、セパレーターが損傷すると正極と負極が接触して即座に爆発するが、固体電解質は構造的に硬くセパレーターの役割を兼ね備えているため、万が一損傷しても液体が流れたり発火したりせず、穴が空いたり破れたりしても爆発しない「夢のバッテリー」として評価されている。