[비즈한국] 大韓民国はゴルフ大国であり、ゴルフ熱狂国だ。広くない土地に500以上のゴルフ場があり、コースの数で言えば800を超える。夏と冬が長く春・秋が短い、ゴルフという運動にはあまり適さない天候にもかかわらず、ゴルフ人口は600万人を超えた。米国、日本、カナダに続き堂々と世界第4位に位置している。実質的なゴルフ人口は、人口が2倍以上の日本を上回ったという話もある。
大韓民国はゴルファーだけが多いのではない。キャディの数も世界一だ。大韓民国のほとんどのゴルフ場では、たいていキャディと一緒にラウンドをするからだ。キャディがゴルファーをケアし、ラウンドの進行をリードするシステムである。大韓民国や中国、東南アジアのゴルフ場の方式だ。近隣の日本にあるゴルフ場に行っても、キャディと一緒にラウンドするゴルファーより、ノーキャディでラウンドするゴルファーの方が多い。米国やヨーロッパでゴルフをする人々にとって、キャディとはプロ選手に帯同する専門キャディのイメージが強い。生涯一度もキャディなしでゴルフをするゴルファーもいるほどだ。

キャディなしのゴルフなど想像もしなかった韓国のゴルファーたちも、いつからか「ああ、キャディなしでもラウンドできるんだ」という認識に変わり始めた。ノーキャディラウンド、セルフラウンドが始まったからだ。きっかけはキャディの求人難だった。全ゴルフ場が必要とするキャディの需要に対し、供給されるキャディの数が1万人ほど不足していたのだ。京畿道の首都圏に近い、あるいは大都市に隣接したゴルフ場は状況がまだ良かったが、都市から遠く離れた孤立したゴルフ場は、キャディが働きたいと思える人気のゴルフ場ではなかった。特に夜間ゴルフまで3部構成でラウンドを回すにはキャディの数が足りなかった。ゴルフ場の選択は「ノーキャディラウンド」だった。ゴルファーが望んだからではなく、ゴルフ場側がそうせざるを得なかったのだ。
個人的に「ノーキャディラウンド」を好む理由はいくつかある。第一に、ゴルフ歴も長くなれば「自分ひとりで十分できる」からだ。距離測定器という非常に便利な道具が登場してからはなおさらだ。実際、プレー中にキャディに最も依存していた二つの要素は「残り距離」と「グリーンの傾斜」ではなかったか。そのうちの一つは距離測定器の登場で解決した。もっと正直に言えば、より正確に解決されたのだ。なぜ短い距離を言ったのか、さっき言った距離は正確なのかといった紛争の火種も、議論の余地なく消え去った。韓国プロ野球でABS(自動投球判定システム)が導入され、ボール判定に対する激しい抗議がなくなったのと同じことだ。初めて行くゴルフ場のグリーンの傾斜を正確に見極めるのは難しいが、自分が読んだ傾斜通りにパットをしてカップインした時の興奮は、誰かの助言を聞く時よりも何倍も大きい。そのスリリングな面白さをなぜ他人に譲るのか。それに、経験の浅いキャディよりも自分のグリーン読みの方が正確だと自信を持つゴルファーもいる。
ゴルフはどんな同伴者とプレーするかでラウンドの雰囲気が左右される。ところが、時として同伴者の間に初対面のキャディがいることで、その関係をぎこちなくさせることもある。もちろんキャディのせいにするのはあまり聞きたくないことだが、キャディがいなければキャディのせいにする必要もないではないか。「ノーキャディラウンド」の最大の感動は、ラウンドが終わった時に押し寄せてくる。ラウンド終了後に財布を取り出し、小銭をかき集めてキャディフィーを払う必要がないではないか。
年々上がるキャディフィーは、グリーンフィーだけでも負担が大きい韓国のゴルファーをさらに困らせているのが現実だ。たまに破格の安さで出ている特売ティー(Tee)は、グリーンフィーに比べてキャディフィーの割合の方が高い。「グリーンフィーは安いのに、キャディフィーとカート代を払うと大差なかった」という話もよく聞く。
もちろんキャディが必要なゴルファーもいるし、キャディのケアを好むゴルファーもいる。これまでずっとそうやってプレーしてきたのであれば、変えるのは難しいかもしれない。進行が円滑で有能なキャディに出会えれば、ラウンドの喜びは増し、より良いスコアが出る可能性も高い。
だからこそ「キャディ選択制」を拡大しようということだ。今のように条件の良くないティータイムに数枠だけ「ノーキャディラウンド」を実施するのではなく、少なくとも全ティータイムの3分の1はノーキャディラウンドができるようにすべきではないだろうか。大韓民国は山岳地帯が多く、ホール間の移動が容易ではないため全面的なノーキャディは難しいというゴルフ場の主張は、より多くの組を回そうとする「進行効率」を最優先に考えた意見ではないだろうか。
キャディ選択制、結局はその方向へ進むと思われるが、そうなるのであれば今すぐ前倒しで拡大しない理由はない。
筆者カン・チャンウクとは? 広告人であり作家。第一企画でコピーライターとしてキャリアを始め、現在は映像プロダクション「時代の視線(シデエ・シソン)」の代表を務める。ゴルフを愛し、USGTFティーチングプロ資格を取得。書くことへの情熱から、ゴルフ関連書籍『ゴルフの喜び』、『悪いゴルフ』、『真心ゴルフ』、『ゴルフ思考、思考ゴルフ』を出版。YouTubeチャンネル「悪いゴルフ」を運営し、ゴルフを取り巻く多様な物語や考えを読者および視聴者と共有している。