[비즈한국] 期待を胸にヨーロッパや中東への旅行を準備していた予備旅行客の足が完全に止められた。長期化の兆しを見せるアメリカ・イラン戦争の戦火が、中東の空の便をほぼ完全に封鎖したことで、旅行客と旅行業界はかつてない混乱に陥った。中東に足止めされた旅行客はもちろん、中東旅行や中東経由を予約していた旅行客の被害が避けられない状況となり、旅行会社は「困惑」を隠せないでいる。

「無料返金の義務はないが…」苦悩
現在、旅行業界の最大の悩みは「返金のガイドラインをどうするか」である。ドバイ、アブダビ、カタールなど中東の主要ハブ空港を経由する日程が不透明な状態だからだ。旅行会社は2月末から3月初旬までの日程については無料返金を行ったが、3月中旬から末にかけて出発を控えている商品に対してどのような対応を取るかをめぐり、「駆け引き」が始まっている。
基本的に「戦争」の場合、旅行会社が無料で返金しなくても問題はない。通常、戦争は天災地変に準ずる不可抗力として分類される。旅行会社に帰責事由がないため、原則として約款に従いキャンセル料を差し引いて返金したとしても法的な問題はない。
問題は旅行会社の「経営」である。通常、戦争が発生すると近隣への旅行需要も冷え込む。特に為替レートが急騰すれば、旅行客も費用の負担を感じることになる。無料返金が増えれば、旅行会社にとってはそれだけ「キャッシュフローの悪化」が避けられない。短期的にはもちろん、長期的にもダメージが大きい。
中東のいくつかのハブ空港が「ヨーロッパ旅行」の経由地として確固たる地位を築いている点も痛手だ。最近のコスパを重視したヨーロッパパッケージツアーは、エミレーツ航空やカタール航空などの中東の国籍航空会社を利用するケースが少なくない。これまで中東の航空会社が積極的な価格戦略でマーケティングを行ってきたおかげだが、問題は戦争によって中東の航空路が事実上封鎖されたことである。
韓国の場合、大韓航空003490が運航していた仁川-ドバイ路線が8日まで全面欠航となり、カタール航空、エミレーツ航空、エティハド航空も領空封鎖に伴い、それぞれドーハ、ドバイ、アブダビを往復する航空便をキャンセルしたが、6日にアラブ首長国連邦(UAE)と仁川間の直行便の一部のみ再開した状況だ。
旅行会社としては、迂回ルートを探して新たに航空機を予約しようとすれば既に航空券の価格が高騰しており顧客負担が増加し、かといってそのまま進めば「フライト日程」が実行できるかも不透明だ。旅行会社が返金等に関するガイドラインを提示できず、次々と報じられるニュースを見ながら苦悩している理由である。
ノルユニバース「航空費まで支援」
今のところ主要旅行会社は、不可抗力に基づきキャンセル料なしで全額返金する方針を明らかにした。ハナツアー039130は10日までに出発予定のドバイ・アブダビ行き商品の運営を中断し、顧客に全額返金することを決定した。また、ドバイ現地滞在客の宿泊費を無償で支援することにした。モドゥツアー080160と教員ツアーも、8日までに出発する中東経由商品はキャンセル料なしで全額返金措置を取る。
ノルユニバース(ノルインターパーク)は一歩踏み込み、中東で足止めを食らい被害を受けた顧客の滞在費、宿泊費、航空費まで全額支援すると発表した。ノルユニバースの関係者は6日、「すべての旅行客の帰国日程が確定し、補償問題がテーブルに載った直後に全額支援という意思決定を下した」とし、「2024年のTMON・WE MAKE PRICE事態の際にも、顧客と提携店に大規模な被害補償を行ったことがある。今回も航空券の価格が400万〜800万ウォン台まで急騰し、かなりの費用負担が発生するが、顧客の安全が最優先であるという観点から大局的な決定を下した」と説明した。