[비즈한국] コリョ亜鉛010130の定時株主総会を控え、世界最大の議決権行使助言会社であるISSが、崔潤範会長の社内取締役再任議案に対して反対を勧告したことを受け、国民年金の動向に市場の関心が集まっている。国民年金はコリョ亜鉛の株式を約5%保有する主要株主であり、崔会長側と永豊000670・MBK連合側による票対決の行方を左右する変数として挙げられている。今回の株主総会は、政府の資本市場改革基調と機関投資家のスチュワードシップ・コード(機関投資家の受託者責任原則)の運用が実際にどのように機能するかを測る試金石としても注目されている。

業界によると、ISSは9日、コリョ亜鉛の定時株主総会に関連した「議決権分析およびベンチマーク政策に基づく議決権行使報告書」を通じて、崔潤範会長の社内取締役再任議案への反対を勧告した。今回の株主総会の重要議案である集中投票制適用による取締役選任人数については、コリョ亜鉛側の「5名選出案」に賛成したものの、取締役の構成についてはコリョ亜鉛推薦の1名(ファン・ドクナム取締役会議長)、米国クルーシブルJV推薦の1名(ウォルター・フィールド・マクレラン)、永豊・MBKパートナーズ推薦の3名(パク・ビョンウク、チェ・ビョンイル、イ・ソンスク)の選任を支持した。
ISSの判断が注目される理由は、コリョ亜鉛のコーポレート・ガバナンス全般に対する問題意識が含まれているからだ。今回の報告書でISSは、コリョ亜鉛による△自己株式の高値買い付け後の低価格有償増資の試み △相互保有株式構造を活用した議決権制限 △未登記の名誉会長に対する代表取締役級の退職金支給などを指摘したと伝えられた。最近の業績改善や株価上昇とは別に、コリョ亜鉛の意思決定が経営権防衛などに乱用されたり、健全なガバナンスの原則に適合しない方法で行使されたりしたと批判したものである。
関心は自然と国民年金に寄せられている。昨年10月時点で、国民年金が保有するコリョ亜鉛の株式は5%水準である。コリョ亜鉛の主要株主として、今回の株主総会の票対決において小さくない影響力を行使できる位置にいる。崔会長側と永豊・MBK連合側の持ち株比率の差が1%ポイント前後であることを考慮すると、国民年金の判断が実質的にキャスティングボートになるという見方もある。もし国民年金がISSの勧告通りに崔会長の再任案に反対する場合、10%規模の小口株主が同調する可能性もある。
今回の株主総会は、政府の資本市場改革基調とも連動しており注目されている。尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は昨年12月、国民年金公団に対し、保有株式の議決権を忠実に行使すべきだとの旨の言及をした。最近では市場の不公正行為に対する強硬対応の意志を重ねて示し、資本市場の秩序確立の必要性を強調した。これに加え、株主利益保護を強化する方向での商法改正まで進む中、機関投資家の議決権行使が以前よりも厳しい基準に置かれるようになったとの評価が出ている。
今回のコリョ亜鉛の株主総会の核心は、会社ガバナンスの問題をどのように評価するかにある。特定の個人や勢力の利害関係よりも、会社全体の持続可能性、株主価値、そして市場の信頼回復に資する選択が何であるかが判断基準とならざるを得ない。コリョ亜鉛は来る24日に第52期定時株主総会を開催し、こうした懸念が反映された「集中投票による取締役選任の件」を決議する。