[비즈한국] サムスン物産028260が、ソウル市江南区の狎鴎亭4区域再建築団地の名称として「カリナン狎鴎亭(Cullinan Apgujeong)」を提案したことが確認された。サムスン物産が単独で施工する一般マンション団地において、「ラミアン(Raemian)」ブランドを使用しないのは今回が初めてである。2000年にラミアンブランドを発表して以来、住宅事業の最前線にラミアンを掲げてきたサムスン物産のブランドの原則が、狎鴎亭4区域で初めて崩れたことになる。

サムスン物産初の「脱ラミアン」マンション
整備業界によると、サムスン物産は狎鴎亭4区域の再建築団地名として「カリナン狎鴎亭(Cullinan Apgujeong)」を提案した。カリナンとは、人類が発見した最大のダイヤモンド原石の名前である。堅牢さと希少性を象徴するダイヤモンドの中でも最大級の原石であるという点から、最高級住宅団地のイメージを強調したものと解釈される。今回の団地名は、狎鴎亭4区域に限定した一回限りの名称であるという。
注目されるのは、団地名から「ラミアン」が外れたという点だ。ラミアンはサムスン物産が2000年に発表した代表的なマンションブランドである。サムスン物産はこれまで、整備事業を含む住宅事業においてラミアンブランドを中核資産として活用してきた。ソウル市瑞草区盤浦洞の代表的な団地である「ラミアン・ワンベイリー」や、龍山区二村洞の「ラミアン・チェリトゥス」なども独自のペットネーム(愛称)を付けていたが、公式な団地名にはラミアンを維持していた。
サムスン物産が単独で施工する一般マンションでラミアンブランドを適用しないのは、今回が初めての事例となる。以前にはロイヤルパレス、ギャラリアパレス、タワーパレス、トラパレスなどが使用された事例があるが、これらはいずれも住商複合ビルに限られていた。それらの住商複合ブランドさえも、2003年3月に「トラパレス」へと統合されている。狎鴎亭4区域は住商複合ではなく一般的なマンション再建築事業であるという点で違いがある。
狎鴎亭4区域、グローバルなランドマークへ
サムスン物産は、狎鴎亭4区域を世界的なランドマークとして建設する構想を抱いている。以前から、ハイテク建築の巨匠ノーマン・フォスターが率いるフォスター・アンド・パートナーズ、造園芸術の大家であるピーター・ウォーカー率いるPWPと提携し、狎鴎亭4区域にグローバルハイエンド住宅の新しい基準を提示すると表明していた。ノーマン・フォスターは大英博物館、ピーター・ウォーカーは米国の9.11メモリアル・パークの造園を設計した人物である。
組合員の全世帯で漢江(ハンガン)を展望できることも約束した。フォスター・アンド・パートナーズの眺望分析に基づき棟の配置を設計し、低層階でも漢江が見えるように最大15mの高さのハイピロティを適用する計画だ。リビングの柱をなくし、フレームのない広幅窓「ラウンドコーナーIMAXウィンドウ」を採用することで、世帯あたり平均20.5mの270度パノラマビューの漢江展望を提供するという構想も盛り込まれた。
実使用面積も大幅に拡大する。サムスン物産は、専用率73.31%、世帯あたり4.15坪のテラス面積を含め、平均21.83坪のサービス面積を追加提供すると提案した。従来の組合設計案では7世帯のみに計画されていたテラスも、組合員の全世帯に適用する方針に変更した。同じ広さの部屋でも実質的な使用面積を広げ、全世帯のテラス化によって狎鴎亭4区域の住宅価値を引き上げる戦略だ。
コミュニティ施設と組合員専用スペースも差別化した。サムスン物産は、柱と柱の間隔が25m、最大16.5mの高さを持つ巨大空間「ジュエル(Jewel)」を団地の象徴的スペースとして造成し、フィットネス、プライベートゴルフ、屋内・屋外プールなど105種類のプログラムを導入すると発表した。コミュニティ規模は世帯あたり5.6坪水準である。全組合員には世帯あたり3.3坪規模の独立倉庫も提供する。これに加え、10〜20坪規模のレンタル型スペースを261個、別途に提案したという。
迅速な入居と実行力も強調している。施工能力評価で12年連続1位であり、工事中断の履歴がないことを掲げ、狎鴎亭で最も早い入居を実現する計画だ。サムスン物産のイム・チョルジン住宅営業本部長は「今回の提案は、外観の華やかさを超えて、実際に居住する組合員の生活の質を根本的に向上させることに焦点を合わせている」とし、「狎鴎亭4区域を世界が憧れるグローバル・シグネチャー団地として完成させる」と語った。
狎鴎亭4区域の再建築事業は、狎鴎亭現代8次および漢陽3・4・6次を取り壊し、地上最高67階、1664世帯を建設する整備事業である。先立って今年3月の施工者選定入札にはサムスン物産が単独応札し、流札となった。その後、再入札も最終的に流札となったため、組合はサムスン物産との随意契約を進められる状態となった。組合は来月23日に施工者選定総会を開き、最終的な施工者を確定する予定である。