[비즈한국] イ・ジェミョン大統領が地方再生のために力を注いでいる「5極3特」のための青写真が先月15日に公開された。5極3特を支えるメガ特区を作り、ここに税制や金融の優遇措置など7つのパッケージを提供するというものだ。
イ大統領は昨年の大統領選当時から、均衡成長戦略の核心的な青写真として、地域を5つの超広域地域(首都圏・東南圏・大慶圏・中部圏・湖南圏)と3つの特別自治道(済州・江原・全北)に分ける「5極3特」を掲げてきた。このようにイ大統領が5極3特を中心とした地域均衡発展を強調する背景には、首都圏と地方の格差拡大がある。

特に地方では、年々青年層の就業者数が減少する一方で高齢層の就業者数が増加しており、高齢層が就職市場の主流として定着した状態だ。17の広域市・道のうち、高齢層の雇用率が青年層の雇用率を上回った地域はすでに14か所に達するほどである。この流れを放置すれば、地域消滅が現実味を帯びてくる状況だ。
イ大統領は4月15日、規制合理化委員会の第1回全体会議を主宰し、「規制をグローバルスタンダード化し、先端技術・産業分野においては『ネガティブ規制』へ転換することが必要だ」とし、「特定の地域や領域において規制を緩和したり、あるいは撤廃したりする試みを行っているが、これを大規模な地域単位で一度やってみるのも良いだろう」と指示した。
これを受け政府は5極3特を機に、メガ特区を地域均衡成長と国家戦略産業育成のための大規模な核心拠点とし、最高水準の規制特例と、財政・税制・人材などの政策支援パッケージを提供することとした。
このように政府が地域均衡発展に死活をかけているほど、地方雇用の高齢化は深刻な状況にある。国家データ処によると、今年第1四半期に全国の60歳以上の高齢層の雇用率は44.4%となり、青年層(15~29歳)の雇用率43.5%を上回る、いわゆる「シルバークロス」現象が発生した。第1四半期に高齢層の雇用率が青年層を上回ったのは、関連調査が始まった2000年以来初めてのことである。
これまで青年雇用率と高齢層雇用率の逆転現象は、高齢者雇用事業が本格的に稼働する第2四半期以降に発生することは時折あった。しかし、高齢者雇用事業の予算が本格的に執行される前の第1四半期に高齢層の雇用率が青年層を上回ったのは初めてである。これは、雇用市場のシルバークロスが季節効果や政策執行時期に関係のない構造的な現象として定着したことを示している。
より大きな問題は、こうした雇用市場のシルバークロスが地方ではすでにかなり以前から定着しており、それが次第に大都市へと拡散しているという点だ。今年第1四半期、17の広域市・道のうち、青年層の雇用率が高齢層の雇用率よりも高かったのは、ソウル(青年層46.2%、高齢層39.0%)と釜山(44.9%、37.5%)、京畿道(44.9%、42.5%)のわずか3か所しかなかった。
仁川は昨年第1四半期には青年層の雇用率が46.0%で高齢層(44.4%)より高かったが、今年第1四半期には青年層が42.5%に低下した一方、高齢層が45.7%に増加し、シルバークロスが発生した。蔚山も昨年第1四半期は青年層と高齢層の雇用率がそれぞれ41.5%と39.0%だったが、今年第1四半期にはそれぞれ39.1%と39.6%で逆転した。大田も同様に、青年層と高齢層の雇用率がそれぞれ44.6%と44.2%から、40.9%と43.7%へと入れ替わった。
地方の道単位で起きていたシルバークロスが、地方の広域都市圏にまで拡散したということだ。それだけ地域の主要都市においても青年層の雇用が失われつつあるのである。このため、青年たちが職を求めて首都圏へと流出する現象が加速し、地域は高齢者中心の雇用市場へと再編されるという悪循環に陥っていると解釈できる。
高齢層と青年層の雇用率逆転が最も深刻なのは湖南地域だ。全羅南道の場合、今年第1四半期の高齢層の雇用率は54.5%で、青年層(39.2%)より15.3ポイント高かった。全羅北道は高齢層と青年層の雇用率がそれぞれ51.7%と36.9%で、格差は14.8ポイントだった。世宗も高齢層と青年層の雇用率格差が15.2ポイントに達し、済州の場合も格差が11.4ポイントとなり、いずれも10ポイントを超えた。