[비즈한국] LGエレクトロニクスは数年前から、掃除機の廃バッテリーを回収して資源として還元する「バッテリーターン」キャンペーンを展開している。しかし、良い趣旨とは裏腹に、回収対象の案内や認証手続きといった運営面で、いささか物足りなさが残る。消費者が誤解しないよう、明確な案内が必要だという指摘が出ている。

LGエレクトロニクスは気候環境エネルギー省の後援のもと、韓国環境公団、E-循環ガバナンスと共に2022年から毎年2回、バッテリーターンキャンペーンを行っている。使い終わった掃除機の廃バッテリーを回収して資源に戻すという趣旨だが、LGエレクトロニクスによると、過去4年間で廃バッテリー約128トンが回収された。回収された廃バッテリーは分解され、ニッケル、コバルト、リチウム、マンガンなど、先端産業に使われるレアメタル11トン以上として再生産された。また、キャンペーンで造成された基金は児童福祉施設に寄付された。
廃バッテリーを返却する消費者は、新しいバッテリーを購入する際に割引特典を受けられる。オフラインのサービスセンターで返却・購入した場合は4万ウォン、オンラインのブランドショップでは2万5000ウォンが割り引かれる。ところが、Bizhankookが確認した結果、オンラインブランドショップではバッテリーの返却有無を確認する手続きが機能していなかった。
先月28日、記者はLGエレクトロニクスのバッテリーターン・イベントページから「購入する」をクリックしてバッテリーを購入した。関係者の説明通り2万5000ウォンの割引が適用された。問題は、購入過程で廃バッテリーの返却有無を確認しなかった点だ。

バッテリー製品を選択すると2万5000ウォンの割引が適用され、特段の返却確認手続きなしにそのまま決済が完了した。廃資源をリサイクルするというキャンペーンの趣旨を考えると、少なくとも廃バッテリー返却の認証システムくらいは備えるべきではないかという惜しさが残る。
回収するバッテリーの種類に対する案内も、注意を払う必要があるようだ。LGエレクトロニクスは報道資料の中で「メーカーを問わず廃バッテリーを回収する」と説明したが、実際にはLGエレクトロニクスのホームページのイベントページには「A9/A9S純正バッテリー返却」という文言を前面に掲げていた。

特に他社製バッテリーの場合、案内がバラバラだった。LGエレクトロニクスの関係者やオフラインのサービスセンターでは「他社製バッテリーもすべて回収する」と回答した一方、顧客センターでは「他社製品のうち特定製品のみ返却と割引特典を受けられる」と案内した。
広報の方法についても物足りなさが残った。LGエレクトロニクスは現在、自社ホームページのバナーやサービスセンター内のTV画面でキャンペーンを広報していると伝えた。2025年には全国の市内バスで広告まで展開していたことに比べると、消費者の目に触れる窓口はかなり減ったと言える。


掃除機のバッテリーは、一般消費者が廃棄方法を容易に知り得ない品目だ。それだけに、メーカーが回収窓口を設け、割引特典まで連携させた方法は、消費者に資源循環への参加を促す効果的な手段となり得る。LGエレクトロニクスはバッテリーターン・キャンペーンを「環境保護と隣人愛を同時に実践する顧客参加型資源循環キャンペーン」と紹介している。キャンペーンが単なるパフォーマンスで終わらず、より広く知られるためには、案内や広報の面でよりきめ細やかなアプローチが必要だろう。