[비즈한국] ワールドカップが今週金曜日に開幕するが、流通業界やデリバリープラットフォームの期待感はかつてないほど低い。カナダ、メキシコ、米国で開催される試合スケジュールの影響で、特需を期待することが難しいためだ。通常、ワールドカップといえば、退社後の夜や深夜、週末の午前中などに家族や友人と集まり、チキンとビールを注文して応援するものだったが、今回は平日午前の試合が中心となるため、コンビニに需要が集中するのではないかという観測が出ている。

グループ2位で16強に進出してこそ「期待」が持てる
北中米ワールドカップは、12日深夜4時のメキシコ対南アフリカ共和国の開幕戦を皮切りに華やかに幕を開ける。開催国メキシコと同じグループに属する韓国は、チェコ(第1戦)、メキシコ(第2戦)、南アフリカ共和国(第3戦)とグループリーグで対戦する。
問題は、試合がいずれも「平日の午前中」に行われる点だ。初戦は金曜日の12日午前11時(チェコ)、第2戦も金曜日の19日午前10時、第3戦は木曜日の25日午前10時に行われる。会社員の出勤や学生の登校がすべて完了した「平日午前10~11時」に始まるのだ。試合が真っ最中の時間に「家族の大部分」が家に集まることは難しく、そのためデリバリーアプリ業界では、飲酒やデリバリーの特需という「大きなかき入れ時」を期待するのは難しいという空気が支配的だ。
デリバリーアプリ業界の関係者は「試合が真っ最中の時間は、会社員は仕事をし、学生は教室で授業を受けている時間帯だ」とし、「家族や友人が連れ立って集まり応援することができないため、デリバリーフードの需要も大幅には伸びないだろうと見ている」と説明した。
これは上位ラウンドに進出しても同様だ。グループAの1位で32強トーナメントに進んだ場合、7月1日(水)午前10時、グループAの2位で進んだ場合、6月29日(月)深夜4時に32強戦が行われる。グループAの3位で辛うじて32強に進出した場合は、30日(火)午前5時半または7月2日(木)午前5時に試合が予定されている。いずれも「デリバリー特需」を期待するのが難しいスケジュールだ。
16強まで進んでようやく期待が持てる程度だ。グループAの2位でトーナメント表に入れば、5日(日)深夜2時に試合が行われる。しかし、グループAの1位で16強に進出した場合は、6日(月)午前9時に試合が行われる。グループAの2位で16強戦に進出してこそ、かろうじて土曜日から日曜日にかけての深夜時間帯の試合となり、「デリバリー特需」を期待できるということだ。
ワールドカップシーズンには毎回サーバーが麻痺するほど注文が殺到していたデリバリープラットフォーム業界だが、今大会はマーケティングに消極的にならざるを得ない。配達の民族(ペダル)やクーパンイーツは、今回のワールドカップに合わせた大規模なプロモーションや割引イベントは行っておらず、ヨギヨだけがブランド割引やポイント還元を含むイベントを実施している。注文回数に応じて増えるポイント還元を軸に、スポーツシーズン観戦のお供にぴったりのメニュー割引、勝利祈願の特別ポイント還元イベントなどを実施する計画だ。
コンビニ、関連食品のプロモーションを大幅拡大
デリバリーアプリの期待感が低い一方、オフラインの流通チャンネルであるコンビニや一部の酒類メーカーは、変則的な試合時間に合わせたマーケティングを展開している。1人世帯が試合観戦前にコンビニなどを訪れ、「手軽な食べ物」を用意する消費パターンを考慮したものである。

実際にCUが今年3月の国際野球大会期間中の売上を分析した結果、韓国戦開始前の3時間の売上は前月比で平均20%増加し、試合直前の1時間には最大45%以上増加した。特に酒類は33%、おつまみ類は31.4%、飲料は21.8%売上が増加し、ビール売上は試合スケジュールに応じて最大50%以上伸びた。
こうした需要を取り込もうと、CUは試合前後の需要が集中するビールやチキン、おつまみ類を中心に攻撃的な割引キャンペーンを行うほか、「大韓民国32強祈願」応援イベントも実施する。セブンイレブンは、調理済み食品の強みを活かす戦略だ。6月中、チキンやピザを中心としたプロモーションを大幅に拡大する予定である。
イーマート24は、サッカー熱と体験型コンテンツを軸とする戦略を選択し、フラッグシップストアである「トレンドラボ聖水店」をサッカーテーマのレゴポップアップゾーンとして装飾した。また、全国の店舗では人気のビールバンドル割引に加え、韓国代表チームの勝敗予想イベントも実施する。
流通業界の関係者は「過去のワールドカップ特需がチキンやビール、街頭応援に集中していたとすれば、今年は流れがかなり異なるため、業界ごとに期待感が異なる」とし、「試合時間が夜ではなく平日午前になったことで、出勤途中の軽食やランチ需要、オフィスや自宅での視聴需要を、コンビニを中心とした流通業界は期待している」と説明した。