[비즈한국] 2027年前半の竣工を控えた「ソウルアリーナ」をめぐり、ソウル市道峰区倉洞(チャンドン)の住民たちの期待が高まっている。大規模なK-POP専用劇場の誘致により、若年層の流入と商圏の活性化が期待される一方、一部の住民からは、公演のたびに押し寄せる人出や車両、騒音に対する備えが必要だとの指摘も出ている。

17日午前9時、ソウル市道峰区倉洞のソウルアリーナ複合文化施設工事現場を訪れると、鉄を叩く音や重機が動く音が絶え間なく響いていた。倉洞駅から徒歩約7分のこの場所には、工事車両が絶えず出入りし、至る所で作業員が忙しく動いていた。工事現場の裏手、中浪川(チュンナンチョン)付近でも道路工事が急ピッチで進められていた。
ソウルアリーナ複合文化施設は、道峰区倉洞1-23・24一帯に地下2階~地上6階、延べ面積11万9097平方メートルの規模で建設される。1万8300席規模のアリーナ公演場をはじめ、2000席規模の中型公演場、映画館、大衆音楽支援施設などが入る予定だ。ソウル市は2027年前半の竣工を目標としている。
市はソウルアリーナの開館に合わせて、倉洞一帯を文化・観光・商業機能が融合した「K-エンタータウン」として整備する計画だ。公演の観覧客が地域に滞在して消費できるよう宿泊施設を拡充し、倉洞駅とソウルアリーナ一帯を結ぶ文化空間も造成する。
倉洞で出会った住民の多くは、ソウルアリーナの開館を歓迎する雰囲気だった。文化施設が比較的不足していたソウル北東部に新たなランドマークができ、観覧客の流入が地域活性化につながるという期待が大きかった。

倉洞駅付近で出会った50代のAさんは、「以前は人々が道峰区を訪れる理由は少なかったが、ソウルアリーナができれば訪れる人も増えると思う」とし、「コンサート前後の飲食消費も増えるだろうから、地域の商圏にも大きなプラスになるのではないか」と語った。
20年余り倉洞に居住している29歳のBさんも、「これまではK-POP公演を見るために遠くまで行く必要があり、公演後に帰宅するのも大変だったが、これからはその必要がなくなるという点が嬉しい」と期待感を示した。
一方で、ソウルアリーナ開館後の交通渋滞や騒音などを懸念する声も上がっている。大規模な公演がある日に観覧客と車両が一気に押し寄せれば一帯が混雑し、近隣には学校やマンション団地、文化体育センターなどがあるため、公演の騒音被害も懸念されるというわけだ。
近隣のマンションに住むCさんは、「この辺りはもともと交通の便が良い方ではない」とし、「近くのハナロマートに買い物に来る人も多いため、アリーナ開館後は週末になると交通がかなり混雑しそうだ」と述べた。また、別の住民のDさんは「学校とアリーナが近いので、平日にリハーサルなどがあれば学生たちに影響が出るのではないか」と懸念を示した。

自治体は問題解決に向けた対策を講じている。ソウル市は東部幹線道路の倉洞・上渓(サンゲ)区間の地下化や、倉洞・上渓を結ぶ橋梁の建設など、周辺の交通環境改善事業を推進中だ。道峰区も今年8月に「倉洞経済エンジン推進団」を発足させ、大規模公演に伴う交通渋滞や人混みの危険、行事の騒音など、住民の生活に影響を及ぼし得る問題への対策に乗り出した。
ただし、一部の交通改善事業はソウルアリーナ開館後に完了する予定である。ソウルアリーナは2027年前半の竣工が目標だが、倉洞・上渓の地下車道工事は来年後半まで続く見通しだ。開館初期には、工事と大規模な観覧客の流入が重なり、混雑が生じる可能性がある。
ソウル市議会からも、ソウルアリーナ開館後まで地下車道工事が続く場合、来訪者の不便が生じる可能性があるとの指摘が出ている。これに対しソウル市は、工程管理の状況を継続的に点検し、関係機関や道峰・蘆原(ノウォン)区と協議して事業を支障なく推進すると明らかにした。
専門家は、ソウルアリーナが地域の代表的な文化施設として定着するためには、公演場自体だけでなく、交通や宿泊、利便施設といった周辺インフラを同時に整えることが重要だと強調する。
大衆文化評論家のキム・ホンシク氏は、「公演場が成功するためには、アクセス性と周辺インフラが重要だ」とし、「ソウル北東部には大規模な公演場が不足していただけに、ソウルアリーナは地域の文化・経済活性化に寄与できるはずだ。観覧客が公演だけを見て帰らないよう、交通や宿泊、周辺のコンテンツを併せて整備する必要がある」と述べた。