【ビジネス韓国】SMエンターテインメントの創業者、イ・スマン元総括プロデューサーが社内取締役を務めるブルーミンググレースが、最近ワインブランド「emos(イモス)」の商標を出願したことが確認された。「emos」は過去、イ・スマン元総括の企画によりSMから発売されたブランドだ。現在はSMエンターテインメントの系列会社であるMoa L&B Internationalが運営している。

特許庁の特許情報ネット「KIPRIS」によると、ブルーミンググレースは3月6〜7日、「emos」の英字、ハングル、ロゴなど3件の商標を商品分類第33類(ワイン及び果実酒)で出願した。出願されたロゴは、現在emosのワインボトルに使用されているデザインと同一である。
emosは、イ・スマン元総括が2009年にワイン愛好家として自ら企画し発表したブランドだ。当時は米国、フランス、イタリアなど各国のブドウをブレンドして製造され、その後SMエンターテインメントは系列会社のMoa L&B Internationalを通じて本格的なワイン流通に乗り出した。業界では「イ・スマン・ワイン」と呼ばれて認知度を高め、ワイナリー関連の実務もイ元総括が直接管理していたとされる。

興味深いことに、現在はSM系列会社のMoa L&B Internationalがemosワインを運営中だ。ただし、商標権には変化があった。従来の「emos」英字商標はSMブランドマーケティングの名義で登録されていたが、2022年にこれをSMエンターテインメントの米国系列会社へ移転した。その後、商品分類第33類(ワイン)、第35類(ワイン販売代理業)に対する権利は2024年に存続期間が満了した。第43類(ワインバー)は依然として有効な状態だ。
今回の出願は、権利が満了したSMエンターテインメントの商標をブルーミンググレースが確保しようとする動きと解釈される。イ・スマン元総括が過去のように本格的にワイン事業に進出する可能性があるという観測が出ている。emosワインブランドの運営権がブルーミンググレースに移管されるかどうかも関心事だ。


SMエンターテインメントはブルーミンググレースとの協議の有無について、「現在、emosワイン事業は順調に運営されている」と述べるにとどまった。一方、ブルーミンググレース側は「emosはイ・スマン元総括が自ら命名したブランドだが、商標が期限切れで放置されていた状況だったため新たに登録した」とし、「SM側と協議を進めている」と説明した。
ブルーミンググレースはemos商標権を出願したことで、SMエンターテインメントに対し、emosワインの販売停止を要請できる法的権限を確保することになった。これにより、今後双方の立場の違いによっては法的な争いに発展する可能性もある。