[비즈한국] 京畿道加平に位置する新天地イエス教証拠幕屋聖殿(新天地)の「平和の宮殿」が、李萬熙(イ・マンヒ)総会長と金南熙(キム・ナムヒ)前世界女性平和グループ代表との間の財産紛争の激戦地となっている。2018年に新天地のナンバー2と呼ばれていた金前代表が教団を離脱したことで始まった財産紛争は、最近では新天地の象徴的な建物がある「平和の宮殿」の敷地を巡る争いにまで発展していることが確認された。

「平和の宮殿」の土地は競売にかけられるか
李萬熙総会長と金南熙前代表の財産紛争が明るみに出たのは2020年のことだ。2018年に両者が決別したことで、共有していた不動産や株式などの財産が争いの対象となった。半々で所有権を持っていた「平和の宮殿」をはじめ、総合ケーブルテレビ制作会社「Aion」の株主権、加平郡雪岳面の別荘などが所有権争いの対象となった。特に金前代表は「平和の宮殿」について、共有物の分割を求める訴訟を提起した。これに対し、新天地側は平和の宮殿を処分できないよう不動産処分禁止仮処分を申請し、裁判所がこれを認めた。当時提起された紛争訴訟は、李萬熙総会長と新天地側がほとんど勝訴したとされている。
しかし、現在も「平和の宮殿」付近の土地を巡り、新天地と金前代表の間で紛争が続いていることが確認された。紛争の対象となっているのは「平和の宮殿」付近の4筆の土地で、広さは570坪を超える。

紛争の発端は2021年11月、新天地側が金前代表を相手取り、共有物である「平和の宮殿」の土地4筆(道路248㎡、山林272㎡、山林1336㎡、山林39㎡)の分割を求める訴訟を提起したことだった。金前代表は調停を望んだものの不成立となり、訴訟は2022年9月まで続いた。ソウル東部地方裁判所は1筆(山林39㎡、約12坪)については競売で売却した後に売却額を折半するよう判決を下したが、残りの3筆については第三者とも共有しているため分割できないと判断した。新天地が分割を求めた4筆のうち、1筆のみが売却可能となった。
当該訴訟の後、金前代表は新天地が「平和の宮殿」への立ち入りを阻んでいるとして、2022年10月に共有物使用妨害禁止の仮処分を申請した。当時、金前代表は新天地が自身の代理人が「平和の宮殿」に入ることを防いで所有権を侵害したとして、指定された時間には立ち入りを可能にするよう求めた。しかし、裁判所はこの仮処分申請を棄却した。裁判所は、新天地が門を閉めて建物を管理しているからといって、金前代表の所有権を侵害しているわけではないと判断した。
その後2023年3月、新天地は分割が棄却された残りの3筆(道路248㎡、山林272㎡、山林1336㎡)について、金前代表および土地所有者のA氏、B氏、C氏を相手取り共有物分割訴訟を提起した。
今回も裁判所は新天地の主張を認めた。2023年11月、ソウル東部地方裁判所は持分に応じて売却代金を分割することが妥当だとして、土地3筆を不動産競売にかけて売却するよう判決を下した。
これに対し、2023年12月に金前代表とA氏、B氏、C氏の全員が控訴し、現在は控訴審が進行中である。裁判所は時価鑑定のために鑑定人を指定し、2024年11月には鑑定評価書が提出された状況だ。
一方、新天地は2021年から2022年にかけて、「平和の宮殿」の隣にあった民間人が所有する土地と建物を買い取り、「平和公園」を造成したとされる。この中で「平和の宮殿」の土地4筆が紛争の対象となっていることから、今後の活用策にも関心が集まるとみられる。